270宙・空・気象

2012/01/12

この冬一番

今朝は冷え込んだ。おそらくこの冬一番ではなかったろうか。

鳩山アメダスは、本日も埼玉県内及びその周辺ではぶっちぎりの冷え込みだった。最低気温は午前7時00分の-8.5℃。午前7時の気温と、最低気温の記録時間が同じ?で気温が異なるのが面白い。ちなみに日の出の時刻は東京で午前6時50分。

2012011201

鳩山アメダスの記録を見ると、午前4時と午前5時の観測結果は「静穏」で風がほとんどなく、気温が下がる条件が整ったのだろう。

関東周辺のアメダスの画面を見ていると、野辺山アメダスの気温が際立って低いことにも気がつく。標高が1,350mなので、それなりに違うんだろうが、それにしても冷え込んでいる。

2012011203

※ 上の写真はイメージです。

2011/12/16

農業気象

先日、気象に関する専門知識をお持ちの方とお話しをする機会があった。

以前から、鳩山アメダス(埼玉県比企郡鳩山町)の最低気温が周辺と比較して低いことに興味があり、当ブログでも「鳩山アメダス」として探訪しているので、その理由をお聞きしてみた。すると、即座に答えが返ってきた。超ビックリsign03 気象の世界では鳩山アメダスの最低気温が低いことは有名なようである。お答えをもとにWeb検索してみると下記の論文がヒットした。

紺野祥平・高橋日出男(首都大学東京)「埼玉県鳩山町における冬季夜間の気温逆転層について」である。全文を読むことができなくて残念なのであるが、初めに「関東平野周囲の丘陵地帯に位置する『鳩山』AMeDASは、冬季を中心とした晴天静寂な夜間に周辺観測点よりも特に低温となり、秩父の気温を下回ることも少なくない。(後略)」と記されており、観測の成果として「夜間から早朝にかけての気温の鉛直分布によれば、日の入り後すぐに逆転層が発達し、早朝には地上から高度100mまでの間で約10℃の強い逆転層が形成された。」と記されている。

何となく鳩山アメダスの最低気温を見ていて感じていたことが科学的に証明されていることに嬉しくなった。

となると・・・程度の問題はあるにせよ、標高がある程度高ければ暖かい・・・というか寒さが和らぐのだ・・・と思った。そこで調査を継続。

寄居町のHPは「風布・小林地区は、四方を山に囲まれ、低地よりも高い所の方が暖かいという盆地特有の気温の逆転現象を生かし、日本のみかん産地の北限として有名です。」と記している。さすがである。きっと、この文章を書いた方は逆転層の知識をお持ちなのだろう。もしかすると、寄居町から見た「波久礼あたりから先の霧」もこれで説明がつくのだろうか・・・とか思ったりした。

ついでにと言っては失礼だが、ときがわ町のHPを見ると「ときがわ町大附地区では温州みかんを中心に福みかん等の数種類のみかんやゆず等かんきつ類を栽培しています。」と記されており、毛呂山町のHPを見ると「毛呂山町のなかでも、滝ノ入、阿諏訪、大谷木地区は、南斜面で風当たりが弱く、霜がほとんど降らない、ゆず栽培に適した条件がそろっていたため、ゆず栽培が盛んに行われてきたのです。」と記されている。

2011121601

結局、これらの関東平野西側の丘陵地帯は、冬場は「温暖」といえるのだろうと思う。最後に、これをまとめて裏付ける論文(講演要旨)である。こちらも全文を読むことができなくて残念なのであるが「関東の農業気象 第8号」(日本農業気象学会 関東支部誌 電子媒体版)に掲載されている、紺野祥平・泉岳樹・高橋日出男(首都大院都市環境)「TERRA/ASTER夜間熱赤外線により捉えられた関東平野西部の山地斜面における斜面温暖帯」である。この中には「本研究では、関東平野西部の丘陵地帯における(中略)山地斜面中腹に明瞭な斜面温暖帯(夜間、設置逆転層の発達や斜面冷気流によって斜面中腹に現れる相対的な高温域)が確認された。」と記されている。

サイクリスト的に表現すれば、年の暮れ12月27日の夜10時近く、弓立山や堂平山あたりの方が、長楽・赤尾落合橋や鳩山ローソンあたりに比べ暖かいということである。ちょっと常識的にはなじまないけど、晴天静穏という条件のもとで確かな事実なんだと思う。

近頃は、温暖化の影響か「みかん」や「ゆず」などの柑橘類の北限が分からなくなっているのだが、日ごろ自転車で走り回っている風布にしても、大附(弓立山)にしても、滝ノ入(桂木観音)にしても、「みかん」や「ゆず」が栽培されている背景には、農業気象の科学で裏付けられる温暖な気候があるんだと、改めて納得した次第である。

それにしてもしばらく自転車に乗っていないなぁ。明日も明後日も寒そうである。鳩山アメダスの最低気温は何度であろうか。

2010/03/27

大掃除

自転車に乗りながらブログを書いていると、行こうと思っていて行ってないところ、たどり着いたは良いが定休日だったお店、最終話が完結しないシリーズものなど、色々ともやもやしてハッキリしないものがたまってくる。

ということで今日は、ロードバイクで「もやもや」の大掃除に出発した。

まずは、アメダス探訪シリーズの完結ということで、ときがわアメダスを目指す。途中、普段着と運動靴でロードバイクにまたがり、50T×17Tぐらいでグングン漕いで行く御同輩に簡単に抜かれた。ちょびっと悔しかったので39T×17Tでケイデンスを100ぐらいまで上げて追いかけた。心拍数も168拍まで上がり、やっと追いついて気が済む。一言二言会話してお別れする。

今度は、夫婦?の方に抜かれる。男性が女性に細かいペダリングの指示などを出しながら進んでいく。こちらはお見送り。

白石峠入口を右に見て、更に上って行く。コンクリート舗装、勾配21%均等、延長100mの激坂を上る。途中でヘタって押し・・・orz

ときがわアメダスのある旧都幾川村立旧大椚第一小学校に到着である。木造校舎と石炭ストーブの煙突の穴・・・懐かしい光景である。左手前がアメダスの観測施設である。

2010032701

近寄るとこんな感じ。雨量観測のみなのでシンプルである。

2010032702

少し下って、高篠峠もしくは奥武蔵支線方面に右折しようかと思ったが、やめて左折。

ということで何を思ったのか、白石峠を上ることを選択。平均心拍135拍程度で上っていく。途中、「大野の送神祭(おおののそうじんさい)」のポスターがあった。4月の第2日曜日とのこと。このポスターは白黒の原画があって、それを毎年コピーして色を塗っている感じだろうか。手作り感が良いポスターである。塞ぎの大ワラジを吊るす場所までの神送り行事だと思う。埼玉県の選択無形民俗文化財と書いてあった。

2010032703

前半3.2キロ通過30分45秒。上から女性が下ってくる。見事なフォームで走りも安定しているし、リラックスしている感じで、当方にも声を掛けてくれた。並みの男性ではかないそうもない雰囲気がただよっていた。

そのうちに見たことのあるウインドブレーカーが下りてきた。師匠である。今日は白石峠を上って秩父に下りて、今度は丸山林道を上って白石峠から下りるのだそうである。相変わらず元気である。

残り1キロ付近で刈場坂峠方面が見えてきた。雪が残っていて白く見える。

2010032704

白石峠に到着。所要時間59分31秒4である。まあ、1時間は切ったので良いとしよう。仮に全力で走っても、45分から50分は十分にかかるだろうなぁと思う。

定峰峠に下り、秩父の景色がきれいだったと師匠が言っていたので、秩父方面に1キロ弱下る。赤久縄山やその脇の送電線の鉄塔などが良く見える。

2010032705

元に戻って、定峰峠を東秩父側に下る。遠景は白石車庫手前の県道11号線である。道路上をロードバイクが走っているのが見える。手前ミソながら、この写真は結構いい感じだと思う。光があったので良かった。

2010032706

ところで、定峰峠といえば「桜」である。地図にも桜の名所として表記されている例が多いが、少し前から東秩父村の事業として桜の伐採を行っていた。今日、走ってみると事業は終了したみたいである。桜の木も老木となって、太い幹が折れて車を直撃するなどのリスクを考えると切らざるを得なかったのだと思う。やむを得ない仕儀だと思う。年輪を数え始めたが途中でやめた。

2010032707

落合橋交差点を左折し、大内沢花桃の郷へ。あまりにベタなフレーミングであろうか。ちょっと四角くしてみたのがミソである。

2010032708

オヤノタの峠を越え、寄居町に入る。運動公園内にある寄居アメダスである。遠くの山には中間平の展望台が見える。アメダスは、位置的にすごく暑くなりやすい場所・・・という感じはしないが、鳩山と比べると周囲に樹木がないという感じはする。他と比較するとフェンスが低いのが印象的である。これにてアメダス探訪シリーズは完結である。

2010032709

鉢形城址のエドヒガンである。樹齢は150年とのことであるが、かつて2本あった幹が切られ、そこから12本の芽が出て現在のような形に成長したとの記載が案内板にあった。写真的にはもっと光のある、明るい時間帯に来たかった・・・という感じである。まぁ、うまい人なら同じ機材で同じ条件で、もっとインパクトのある写真が撮れるに違いない。

周囲の道路には石灰で矢印が引いてあった。明日のウォーキングイベントのためのものだろうと思う。

2010032710

寄居町立城南中の前を東に走る。「みんなの力を結集し、日本一の学校にする」という大きな横断幕が掲げられてあった。ちょっとビックリしたが、良く見ると、掲示者は生徒会であった。しかし、グラウンドも広くて建物も立派な学校だと改めて思う。

農家の庭先の風情のある桃の花などを見ながら東に進む。

旧男衾村道路元標に到着。この道路元標は探し回った経験があり、今日は、事前に下調べしてきたので簡単に発見できた。周囲の生垣の影響で、通常道路を走っていたのではその存在に気付くことは不可能である。探し回ったものが見つかったのでこれも決着。

2010032711

やっとのことで昼食@600円にありつく。前回訪れたとき定休日だったお店である。ご飯は小盛になっているはずである。美味しかった。焼き方を見ていると、ものすごく丁寧に焼いている感じがした。美味しく食べられたのでこれも決着。

近くには、地元の方がおられたが、話の内容は聞いていないが、「~~なん」、「~~たん」などの語尾の言い方が印象に残る。かなり、やわらかい、良い感じを与える発音だと思った。

2010032712

腹ごしらえも済んだので、鎌倉街道上道の探訪である。三島神社の祭礼の幟旗などを見ながら進む。関越自動車道の上り線を走って荒川を渡るとき、右斜め先に大きな倉庫のような建物が見えるが、その建物の西側の場所である。この写真では舗装道路の部分も鎌倉街道上道の走っていた場所であり、荒川の渡河地点はすぐ先である。

2010032713

この辺りが渡河地点なのだと思うが・・・ロードバイクにSPD-SLでは手も足も出ない。遠景の橋は関越自動車道である。渡河地点の川越岩(かわこしいわ)ってどれっ?という感じで諦める。

2010032714

今市地蔵前の交差点を南に進み、小川町の高見地内に入る。二十二夜塔があった。この場所は、鎌倉街道上道と想定される場所ではないので念のため。

2010032715

更に南進し、嵐山町菅谷の蝶の里公園に到着(碑のある場所は正確には千手堂)。昭和33年に建てられた鎌倉街道の碑がある。後年の研究により、この場所には鎌倉街道上道が通っていなかったとの見解もあるようであるが、近くにあった埼玉県の案内板には、そのことについての結論めいたことは記されていなかった。碑の左奥に見えるのは円墳である。このあたりは山王古墳群と呼ばれているようである。

2010032716

大蔵館跡の史跡である。

2010032717

源義賢の墓であるが、この場所に北(県道)側からアプローチしようとすると、民家に入り込むイメージで、挙句に犬に吠えまくられるので、やめた方が良いと思う。ということで、南側100mくらいのところに東西に走る舗装路があるので、そちらの道から石が敷かれた畑の中の道を歩いて行くのが良いと思う。小さな石の鳥居があるのですぐに分かる。

2010032718

更に南に進み、将軍沢の鎌倉街道上道の遺構が良く確認できなかったが残念であったが、これで鳩山町以北荒川までの鎌倉街道上道が一応追えたので、これも終了である。

帰路に着く。獲得標高も1,250mくらいにはなっているので、かなり良い運動であった。一応これで、「もやもや」が一掃され、ハッキリしたので、本日の目標達成である。

2010/03/21

黄砂

今日のキーワードは絶対に黄砂である。

朝方の寒冷前線の通過による雨もやんだのでロードバイクで出発。まずは、先日の雪による倒木の惨状がブログ等に掲載されていた宿谷権現堂線に向かう。

地元の方の御努力の賜物か、本日現在、倒木1本、倒竹3本程度で通行に支障はない。

権現堂線に入ると、こんな感じ。寒冷前線の通過の影響か台風の後のような光景である。枯れた杉の葉が道路一面に広がっている。花粉症の方が見たら卒倒するに違いない。

2010032101

グリーンライン方面は小枝と杉の葉で大変な状況かなぁ・・・と思い中野線にエスケープ。奥多摩方面を見ると黄砂で霞んでいるのが見える。関の入線に入るとこんな感じ。ロードバイクではストレスフルな状況である。

2010032102

国道299号線に出て吾野方面に進む。途中、東吾野の手前で工事をしていた。仮橋工の工事である。準備してある資材と、ズリの品質から何を考えているかはある程度見当がつくが、考古学者によって発掘されたかのように見える石垣がおもしろい。

2010032103

しばらく進むと左側に「鎌倉橋」が見えた。中津川林道にも鎌倉橋があったが、なぜ「鎌倉」なのだろう? そして、なぜ随所にあるのだろう?

2010032104

昨日に引き続いてタヌキが出没。手作り感がいい看板である。

2010032105

続いての写真は、1993(平成5)年3月に閉校になった飯能市立南川小学校である。桜の位置と校舎の位置を考慮して、桜が咲いていたらこんなアングルかなぁと思って撮影。

2010032106

校庭の片隅には二宮金次郎像があった。母がよく「兄弟仲よく孝行つくす 手本は二宮金次郎」と歌っていたのを思い出す。

2010032107

いよいよ子の権現に向けてスタートである。残りは3キロであるが倒木や除雪された雪の残りもあり、前途多難を想像させる。

2010032108

途中、権現堂線と同様に杉の葉を路面に敷きつめたような状況もあり、かなり難渋。しかし、絶対に足付きをしないぞ~という決意のとおり上り切った。3.1キロ、獲得標高298m、平均勾配9.6%である。

2010032109

お参りをする。お賽銭を入れ、500円を納めてローソクを立てる。祈願する内容が予め書いてあるので、せっかく子の権現まで上がってきたので「足腰強健」を選ばせていただいた。御利益のためには記名する必要があるようなので「Kac3」と書いておいた。

なお、本堂の前はコンビニより滑りやすいのでSPD-SLの方は要注意である。

2010032110

境内では電線が切れそうな状況もあり、今後とも倒木処理が必要なようである。加えてその他の部分でも、かなりの雪害が明らかで大変なことだと思う。

2010032111

子の権現から見た黄砂で霞む山々である。

2010032111_2

下りは原市場方面に下る。例の激坂(延長約250m、平均勾配17%超)はこんな感じ。さすがに、軟弱かもしれないが押しで下った。

2010032112

下っていくと動物注意の警告標識があった。シカの図柄の蛍光の標識である。 イノシシではインパクトないし、やはりシカだろうか。でも30年前に中藤(=地名)にシカはいっぱいいたのだろうか?

2010032113

県道に出て、少し名栗方面に走り「むさしの」で昼食。味噌ラーメン@650円と餃子(5個)@350円を食べる。美味しかった。

入間川右岸に渡り飯能を目指して下る。矢久橋のたもとのグラウンドである。

2010032114

矢久橋下流の白色の凝灰岩の露頭である。入間川に洗われて、飯能れき層の比較的下部にある凝灰岩が出てきたものとの埼玉県の案内板があった。案内板を読んでいると、地学の授業を受けているような感じがした。

2010032115

そして最後の目的地、飯能市浄化センター(下水処理場)である。目的は、もちろんアメダスの観測施設を確認するためである。

しかし、予想はしていたのだが・・・立入を断られた。確かに、エアレーションタンクにでも落ちれば即死亡なので、断られるのが当然の成り行きである。

2010032116

しかし、ちょっぴり残念なので外周を走り、外から写真を撮影。気象観測の施設である。下水処理場は、活性汚泥を元気にして処理を適切に行うための気温観測や、不明水(=流入下水に含まれる雨水)の量を把握して処理時間を調整するための雨量観測などを常に行ってるので、これがアメダスのものかどうかは不明。

2010032117

わざわざ施設管理者の許可を得るのも大変だろうし、市民見学会にでも入れてもらうのが大人の対応だと思う。

しかし、今日は黄砂のすごい日であった。

2010/03/15

鳩山と寄居アメダス

昨日の続きである。

鳩山と寄居で、どちらが暑いのかという話である。もちろん気象のお話である。

気象庁のHPで1979年から2000年までの22年間の、鳩山と寄居の月別平均のデータを抜き出し比較してみた。

算式は、鳩山-寄居 である。

      1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
最高  0     0.4   0.2   0.1  0   -0.1 -0.2 -0.2 -0.1 -0.3 -0.3 -0.1
最低 -1.9 -1.6 -1.1 -1.1 -1.1 -0.7 -0.3 -0.4 -0.5 -1 -1.6 -2.1
平均 -0.7 -0.3 -0.2 -0.2 -0.4 -0.2 -0.2 -0.2 -0.2 -0.4 -0.6 -0.9

つまり、1月から5月までを除き最高気温は寄居の方が高い。(すなわち暑い、もしくは暖かい。)1月から5月までの最高気温は同等、もしくは鳩山の方が高い。

最低気温及び平均気温は、全月鳩山の方が低い。(すなわち寒い、もしくは涼しい。)

ということになったのだが、「暑いや涼しいには、風とか湿度とか、それ以外の要素もあるだろう?」とか、「そもそもアメダスの場所に人は住んでないしぃ~」とか。どのような考え方が正しいんだろうか?

2010/03/14

鳩山アメダス

今日は鳩山アメダスを見に行ってきた。

気象庁のHPから経緯度情報を取得して出かけた。埼玉県内のアメダスでも冬場の最低気温が際立って低い印象を受ける地点であるので、どんな所にあるのか確認するためである。

当初は、飯能、鳩山、ときがわ、寄居のそれぞれのアメダスの場所がほぼ特定できたので、ロードバイクで1日で回ろうかと思っていたのだが、仕事のため時間が取れないので諦めた。良い天気であったのに残念である。

気象庁のHP上の、鳩山アメダスの経緯度情報は次のとおりである。

北緯:  35 度 59.1 分 東経:  139 度 20.1 分 標高: 44 m

これを国土地理院の2.5万図で検索するとこの場所となる。

現地に行ってみると、施設は北北東方向に若干ずれていたが確認できる範囲であった。実際の位置は北緯35度59分09秒49、東経139度20分08秒00という感じだろうか。気象庁HP上の表示は、有効数字の桁数の問題という感じである。

2010031401

全景である。中に入っている電線は電灯線と電話線のみであり、その他のケーブルなどは見られなかった。大きさは5.5m×4mってな感じだろうか。

2010031402

さて、最低気温が低く感じられるのは局地的な原因なのか・・・それとも、そもそも、そのようなことはないのか・・・結論としては、現地を見る限り分からなかった。

地形的には鳩川と大橋川に挟まれた位置にある。飯能アメダスも入間川と成木川に挟まれた位置にあるが、こちらは気温の観測点ではないので、類推、推測することができない。

あとは鳩山アメダスの位置は以前に変更されているようなので、それを使って観測以来の平均最低気温を、他所と比較するなどの方法が考えられるかもしれない。ちなみに古いデータが掲載されているWebを見ると、最低気温が氷点下10度以下の日(1984(昭和59)年1月21日:氷点下10.7度)や、最高気温が40度近い日(1997(平成9)年7月5日:39.9度)などもあったようである。

最終手段としては、近くにある消防署(鳩山の場合)や下水処理場(飯能の場合)には気象データが保存されている可能性があるので、それを閲覧させていただくことだろうか。さすがに、そこまでする気にはならないが・・・。

---------- 2010(平成22)年3月15日追記

鳩山アメダスの施設位置が分かりやすい写真である。

2010031403

---------- 2011(平成23)年2月8日追記

当ブログのアメダス関連の記事は以下のとおり。

2010/03/15 鳩山と寄居アメダス 両アメダスの気温比較

2010/03/21 黄砂 飯能アメダス探訪記事

2010/03/27 大掃除 ときがわアメダス及び寄居アメダスの探訪記事

---------- 2011(平成23)年12月16日追記

当ブログのアメダス関連の記事は以下のとおり。

2011/12/16 農業気象 鳩山アメダスの最低気温が低いことに関する研究

2010/02/13

氷雨

今日は氷雨である。

関東地方西部のアメダスの気温を見ると、ほとんど全てが日中でも0度前後。奥多摩や西上州、そして佐久地方では氷点下。山の上では雪が降っているはずであるが、今日のところは、部屋の中で暖かいコーヒーでも飲みながら外を眺めていることにする。

ところで、改めて氷雨ってどんなものなんだろう・・・などと思った。小さい頃に母から聞いた氷雨は、小さな氷の粒が降ってくることであったような気がするが、歌謡曲の「氷雨」を聞いた頃から、氷雨は冷たい雨という認識に変ってしまったような気もする。ということで色々と調べてみると面白い。

『氷雨(ひさめ)
北国の冬。一人ぼっちの部屋。曇った窓の外は冷たい雨。氷雨は霙や霙混じりの冷たい雨をいいますが、本来は雹や霙の古い呼び名です。(以下略)』

似たように窓の外を眺めている状況に思わずニヤッとしてしまったが、これは「空の名前」(高橋健司 写真・文 光琳社出版 1992年)からの引用である。更に氷雨についてWebで調べてみると、氷雨が気象用語でないことや、色々な解釈が存在することが分かった。先ほどの歌謡曲の中では、氷雨は冬の雨だし、ある辞書では秋の冷たい雨である。ということで、むしろ、解釈がいろいろあるのが良い言葉・・・という感じであろうか。

「空の名前」は「宙の名前」(林完次著 光琳社出版 1997年)とともに、読んで、眺めて楽しい本である。

2008/11/20

初霜

初霜が降りた。昨晩から寒かったので、きっとそうなるだろうな・・・とは思っていたが・・・

ハーブ系の植物の葉が白くなった。午前6時の鳩山アメダスの気温は氷点下3.3度で、埼玉県内では最低の気温を示している。身近なイチョウも5分の1程度は葉を落としてしまった。冬の到来を実感する。

しかし鳩山アメダスが秩父などより気温が低いのはなぜだろう? 継続的に見ていると、県内で気温が一番低いことがしばしばある。観測場所が、言ってみれば広い意味での「ヤツ」の中に位置するので、それが原因だろうか・・・。

20081120012

3連休は、秩父方面にとも考えていたのだが、やっぱ止めようか・・・とも思案中。