240 御荷鉾スーパー林道

2013年5月25日 (土)

八倉峠の”開通”

今日は、長いこと八倉峠で通行止になっていた御荷鉾スーパー林道が”開通”した(八倉峠の大崩落部分の迂回路の通行止が解除された)とのブログ情報を得ましたので、当方の御荷鉾スーパー林道の自転車未走破区間(八倉峠~杖植峠附近)を走ってきました。

愛車にMTBを積み込んで上信越道下仁田ICから群馬県道45号(下仁田上野)線を走ってデポ地に向かいます。

途中アナグマを見ました。トコトコとアスカーブの脇を餌をあさるべくゴミを鼻でつつきながら歩いて来たのですが・・・何をしようとしているのかはマウスをのせると分かります。

さて本題です。MTBで八倉峠から東に向かって出発です。確かに、かつて迂回路の入口にあった通行止や進入禁止などの表示がなくなっています。近くにあった工事現場の大きめの事務所も撤収されていました。

出発時はガスが上がってきていて大崩落の現場である北側(下仁田町側)の視界はありませんでした。国土地理院の地形図で確認すると迂回路部分は神流町の区域内のように思えます。

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迂回路の従来の御荷鉾スーパー林道との合流地点のカーブです。マウスをのせると帰路に反対側から撮った写真になります。

下仁田町側の林道七久保橋倉線(延長10,404m)の終点との丁字路です。右手前に写っているのは下仁田町が設置した通行止のガードですが、道路の半分程度の部分まで動かされています。ここを右に進むとダートになります。

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しばらくは上りが続きます。人力で動かすのが大変な大きな落石は路肩に移動したようでした。

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盛土で林道が築かれている部分です。

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前回、徒歩で訪れたとき(2009(平成21)年10月24日)にはグチャグチャの水たまりになっていたところです。砕石等を入れて均してありました。

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前回、徒歩で訪れたときは倒木があった辺りです。きれいに片づけられています。

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杖植峠への分岐でしょうか? Web検索を繰り返しても、どうにも杖植峠の正確な位置が判然としません。

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御荷鉾スーパー林道の最高地点(藤岡市と下仁田町の境界)で折り返しです。かつてここには「最高地点1,430m」の表示がありましたが現在は見当たりません。国土地理院の”標高がわかるWeb地図”で調べると標高1,478mぐらいはありそうです。みかぼ森林公園内にも1,470m台の部分がありますが・・・もちろん正確なところは分かりませんが・・・こちらの方が図上計測では数m程度は高そうです。

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新緑の中を戻ります。相変わらず北側は雲海状態ですが、西の彼方には樹林の間から蓼科山などが見えました。

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コーンが置いてある復旧箇所です。前回徒歩で訪れたときは水で洗われて崩れていた箇所のように思います。

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神流町の区域へ戻ってきました。(正確にはもう一度下仁田町の区域に入ってから神流町の区域(八倉峠の迂回路)に戻ります。) この辺りから八倉峠に向かって下りになります。白い標柱は国有林の占用標で、日向山国有林の一部を1984(昭和59)年から旧中里村が村道敷として借り始めたことを表示しているものです。

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八倉峠に戻ってきました。手前に写っている”土塁”が半分ほど均されているのですが・・・非常に微妙な均し方のような気がしました。車高の低い一般の車にとっては本日のルート中では最難関かもしれません・・・。

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今回の迂回路新設で工事移転した峠の祠や石仏は、今日も霧の中に静かにたたずんでいました。

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MTBで走ってみて、八倉峠の”開通”に合わせて、八倉峠~杖植峠附近の部分にも補修の手が入っていることが確認できました。いずれにせよ中津川林道などと同様に奥山のダート林道であることに変わりはありません。

路面の全体状況は廃道化が進んでいる印象を受けた前回と大きく異なり、みかぼ森林公園側の通行止規制が解除されてから下仁田町側の林道七久保橋倉線丁字路までの間は、それなりの通行量があったのだろうと思います。その後、今回の八倉峠の”開通”に合わせて最終的に補修の手を入れたという感じなんだろうと思いました。

これで、3年半がかりで御荷鉾スーパー林道全線67.1kmを自転車で走破したことになります。当方の過去の走破記録については、カテゴリー「240御荷鉾スーパー林道」を御覧ください。

記録
八倉峠⇒御荷鉾スーパー林道最高地点 距離4.46km 高度上昇値224m 所要時間43分56秒 最高心拍数159 平均ケイデンス47

2010年10月26日 (火)

林道七久保橋倉線

今月(2010年10月)のこと、神流町の林道七久保橋倉線の状況を確認してきた。

林道七久保橋倉線は北から南に考えた場合、下仁田町側で県道172号(小平下仁田)線と八倉峠東側で御荷鉾スーパー林道を結び、神流町側で八倉峠と国道299(462)号線の神ヶ原を結ぶ林道であるが、2町の林道七久保橋倉線を接続する御荷鉾スーパー林道が八倉峠東側で大崩落を起こしており、現在は迂回する新ルートの新設工事中である。

※ 2013(平成25)年5月25日現在、八倉峠東側の御荷鉾スーパー林道の大崩落箇所の通行止は、迂回する新ルートの供用開始により解除されている。

ということで、今日のお話は八倉峠から南に向ってスタートである。

八倉峠には「林道七久保橋倉線周辺案内図」がある。

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八倉峠から国道299(462)号線側に3.2キロほど下っていくと、林道八倉線終点との分岐に到達する。

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ここを林道八倉線に入らずに林道七久保橋倉線を走り続けるとどうなるのか・・・それが昨年からの大きな疑問であったので今回確かめることにした。

結果として、林道七久保橋倉線は通行不能である。通行不能の位置はこの辺である。

※ この通行不能箇所は、平成24年5月初旬現在において復旧済みである。

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なお、林道七久保橋倉線からこの位置で、林道境沢線が分岐するが、率直に言って、進入禁止等の看板の類には気がつかなかったが、林道境沢線は一般車が走る林道ではないように思う。

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下っていくと、ダートからコンクリート舗装となるが、勾配が半端ではないし、対向車が来たらどうにもならない・・・狭い道が続いている。写真では伝わらないが、激坂のオンパレードで、全長2キロ強ではあるが、勾配は平均でも10%を軽く超えるのでは・・・とか思うくらいである。

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なおも下ると水道の取水施設等を経て、国道299(462)号線の旧道にでる。合流点は下の写真の位置でこちら

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上の写真の位置から上り始めると、多分、風張林道並みの激坂ヒルクライムとなりそうである。いつか、熊鈴必須でチャレンジしてみようとかは・・・?

2010年10月18日 (月)

御荷鉾スーパー林道その4

今日は御荷鉾スーパー林道のうち、当方が未だ走破していない残りの部分を走ってきた。これにより約1年がかりで全体を走破したこととなった。

過去の記録は、左帯のカテゴリー「240御荷鉾スーパー林道」をクリックして、記事をお読みいただければ分かるが、
 09/10/12 その1 (起点)旧鬼石町夜沢~みかぼ森林公園管理棟
 09/10/24 その2 みかぼ森林公園管理棟~杖植峠西方
 09/11/10 その3 杖植峠西方~住居附線分岐(一部区間は徒歩)
 10/10/18 その4 住居附線分岐~南牧村羽沢(終点) である。

このところ仕事の疲れもあるし、そして紅葉を見るには時期的に早いことも承知のうえだが、時間がとれたので愛車にMTBを積み込んで出発。

まずはプロローグである。

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スタート地点に到着。熊鈴(必須?)をセット。ここで群馬県道93号線から分岐してスタートである。「御荷鉾スーパー林道」は現在では公式の呼称ではなく、本日走った大部分の区間は正式には「南牧村道羽沢桧沢線」である。

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最初のピークに到着。東側(進行方向左側)の森の中に非常に大きな岩があるので分かりやすい。スタート地点から2.4キロ、獲得標高164m、所要時間20分16秒であった。

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上の写真のピークから下りであるが、部分的に路面がかなり悪い。舗装ではあるもののロードではきついと思われる部分もある。

やがて道の分岐があるので右折すると橋を渡る。ここから路面状況は改善する。

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しばらく走ると大黒岩隧道に到着。

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またまたしばらく走ると、冠水橋の要領の「冠水舗装?」が現れる。増水した沢の水が林道の上を横切って流れる設計のようである。ここを過ぎると切り出した木材の積み込みを行った場所があって、しばらくの期間のこととは思うが太いワイヤーなどが路面に横たわっているので注意が必要である。

その場所を過ぎて右に尾根を回り込めば、第2のピークである。先ほどの橋の地点から、5.7キロ、獲得標高319m、所要時間48分6秒であった。

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第2のピークから下り、大仁田ダム手前で上りになる。ダムの下側で工事をしており、その工事看板にバックホウに乗った「ぐんまちゃん」がいた。この図柄は初めて見た。つるはしを担いでいたりするのは良く見るのではあるが・・・。

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大仁田ダムにヒーコラ上って寄ってみる。管理事務所の脇に地元の中学生が書いた「大仁田湖」の名称が石に刻んであった。ちょっとビックリ。中学生の筆になるものは珍しいと思う。御荷鉾スーパー林道から、この石碑の地点までの往復距離は1.3キロ程度のものである。

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少し走ると看板があった。この看板、転落する車から人が投げ出されており、非常にリアルである。

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上り上りである。大仁田ダム下の休憩スペースから1.6キロ程上るとダートが始まる。以降このダートは6.5キロほど続く。

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良い雰囲気のダートである。このような所ばかりではないというか、このような所の方が少ないので念のため。

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少し早いが紅葉も見えた。

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屋敷山隧道である。

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ついに上野村との境界に到着である。ここでダートも上りも終了。大仁田ダム下の休憩スペースからダム管理所までの往復を含めて距離は9.4キロ、獲得標高514m、所要時間2時間7分29秒であった。

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最後に上南トンネルをくぐる。銘板に御荷鉾スーパー林道の歴史が感じられる。

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当方にとっての今日のゴールである。場所は住居附線の終点である。ポラールの記録によると群馬県道93号線との分岐から、大仁田ダム管理事務所往復を含め、28.4キロ、獲得標高1,155m、所要時間3時間46分29秒であった。

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これで、御荷鉾スーパー林道の全行程を走ることができた。感謝々々である。

今日のコースはこちらである。

2010年10月12日 (火)

八倉峠の復旧工事

先日、御荷鉾スーパー林道が大崩落により通行止となっている八倉峠に、久々に行って来た。

※ 2013(平成25)年5月25日現在、八倉峠附近の大崩落による通行止は迂回する新ルートの供用開始により解除されています。当方の解除後の八倉峠~杖植峠附近のMTBによる走行記事はこちらです。----------追記終了

行ってみると、かなり御荷鉾スーパー林道の復旧工事が進捗しており、大崩落の現場を迂回する新しい林道の路床ができていた。法面や路盤はこれからのようであるが、来年の春には通行できそうである。

現場での情報と農林水産省のHPから得た情報をいくつか。

工事名は老厳久保災害関連緊急治山工事、請負金額は227,850,000円(税込)、工期は平成23年1月20日である。下の写真は当方が法人名・個人名等を黒(白)塗りしたもの。

※ この工事は平成24年12月20日まで別件工事(平成23年度三次補正繰越工事)として工期延長されています。

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工事着手前に石仏や祠があった場所は、

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現在は、こうなっている。

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石仏や祠は道路北側の大トチのところに工事移転である。写真左側の石造物はどこにあったものだろうか? 当方の記憶にはない。

これについてWeb検索していたところ「ggg-papaと小径車」のHPに石仏と祠のみで工事移転が行われている写真があった。ということで、写真左側の石造物は後から工事移転してきたものと思われる。

※ ggg-papaさん、貴重な情報とリンク承諾をいただきありがとうございます。

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崩落現場(下の写真は八倉峠と反対側から撮影)に近づくことはできないが、こうなっていた場所が、

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現在(八倉峠側から撮影)は、吹付工まで進んでいる。

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新しい林道の合流地点の着工前は下の写真の位置、

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現在、その地点を下から見上げるとこんな感じになっている。

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地図上で見ると、が崩落方向であり、A地点からB地点に向って、二つのコブがあるピークの南側を巻いて、迂回のための新しい林道をつくっているイメージである。

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この背景地図等データは、国土地理院の電子国土Webシステムから配信されたものである。

しかし、復旧工事が終わったとしても八倉峠から藤岡市境までの区間についても少しは手を入れないと安全な走行は無理だろうなぁと思う。

2009年11月10日 (火)

御荷鉾スーパー林道その3

今日は八倉(ようくら)峠に行ってきた。自転車はMTBである。

上野村(群馬県多野郡)まで車で行く。車をデポしてポラールの具合を見るためMTBで走っていると、いろいろとご存知の方とお話できた。
上野村道路元標のことをお聞きすると、以前は借家の村役場が現在の道路元標の場所にあり、道路元標の位置には村の掲示板があったとのことであった。また、約40年前に村役場が現在の場所に移転したのだそうであるが、その経緯などのお話も伺えた。時間があれば、もっともっとお話をしたいところであった。
出発である。国道299号線を走り神流町境まで走る。下の写真の場所を左折する。いきなり12%の急坂が始まる。ファイナルローでクルクルと登る。

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橋倉の集落を過ぎると激坂が始まる。しばらくウリウリと登ると、下の写真のように八倉の集落が見える。建物の並び方が地形図上で印象に残っていたので、集落を見た途端に地形図が頭に浮かんだ。

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集落内の激坂である。半端ではない。さすがに乗って登ると対向車が来れば落車は確実?なので押して登る。道路右側の間知ブロックの水平が適正なら、勾配は20%程度であろうか。

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八倉林道の起点である。ここまで国道299号線との分岐から4.6キロで、獲得標高は367m、平均勾配は8.0%である。
八倉林道を走り始める。南には両神山が良く見える。1.4キロほど(平均勾配8.4%)の上りが続く。上りが終わると1.1キロほど上り下りを繰り返し、橋倉沢川に架かる作原橋(平成2年2月完成)にでる。

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下の写真は作原橋から上流を撮影したものである。

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再び上りが始まる。距離は700mくらい。平均勾配は6.0%である。到達した先は、林道七久保橋倉線との合流点である。

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林道七久保橋倉線を登り始める。きれいな林道である。

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しばらく進むと、左側に治山工事の現場が見えてきた。帰宅後調べてみると、国の施工している単年度工事で、契約額は税込み1億8,270万円である。
この辺りで山仕事している方が一休みしていた。「八倉峠までどのくらいっすか?」と聞くと、「すぐそこだよ。」との答えが返ってきた。ちょっとニヤッとしてしまった。案の定、当方にとっては『すぐそこ』ではなかった。

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八倉峠に到着である。林道七久保橋倉線に入ってから、3.3キロ、平均勾配は7.4%である。国道299号線との分岐から、11.1キロ、獲得標高805m、平均勾配7.3%、所要時間2時間27分36秒であった。石仏には『文化』の年号が刻まれていたので、この場所に200年あまりおられることになるようである。

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ここから御荷鉾スーパー林道を東に進んで、前回の到達点まで辿りつき、Uターンするのが本日の主目的である。しか~しっ、不可能&無理である。崖の脇を歩くのは不可能であるし、下の写真の右部分の伐開された部分をMTBを担いで登るのも危険すぎるし、当方の体力では無理である。いさぎよく諦める。とは言え、ここまで来たのだから・・・ということで徒歩で出発。歩いていくと、自転車を担いで行こうなんて思わなくて本当に良かったと思った。間違いなく、腰や背中を痛めていた・・・と思う。

※ 2013(平成25)年5月25日現在、八倉峠の大崩落箇所の通行止めは、迂回路の供用開始により解除されています。以下同様。

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下仁田方面への分岐である。ここを右側に進み御荷鉾スーパー林道本線を歩く。

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両側にガードレールがある場所に到着。林道は掘削して作られることが多いが、ここは盛土でできているのである。地図上ではここである。

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なおも進んで、前回の到達点に到着。下の写真とその下の写真を見比べてほしい。わずか17日間で随分と冬の様相になってしまっている。この場所は、地図上ではここである。前回は杖植峠からほとんど進んでいなかったことが分かった。八倉峠から3.4キロの地点で、歩行による所要時間は52分38秒であった。

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Uターンである。場所によっては、下の写真のように落ち葉が敷きつめられた平坦な道が続くが、場所によっては、自家用車などで進入しようものなら亀さん確実な場所もある。以前に道路管理の車が亀さんになってしまい、携帯が通じる場所まで歩いて下り、助けを呼んだとのお話を伺ったことがある。廃道化が進んでいる感じである。
また、辺りには動物の気配を感じさせるものが多い。鹿の声は良く聞こえるし、動物の足跡や糞などの痕跡も多い。

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自転車を担ぎ上げられる可能性のあるもう一つの場所の写真である。ここ数日で伐採が行われており、自転車を担いでの歩行は勾配から見ても難しそうである。タイヤを外して自転車を荷物として背負うのなら可能性もなくはない・・・程度であろうか。そこまで行くとサイクリングの領域は確実に超えている。

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下の写真は、八倉峠の反対側から崩落箇所を撮影したものである。崩落の様子が分かるが、この写真には写っていない右(あるいは、北または下)側の部分の崩落部分の面積はかなり広い。

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デイキャンプの真似事をして、御荷鉾スーパー林道を西に進む。

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日影山の南側を巻いて上野村に入る。写真では見えないが送電線の鉄塔がはるか彼方の稜線にあった。送電線の鉄塔の形から、ぶどう峠及び十石峠方面を眺めていたものと思われる。

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気持ちいい下りが続く。本日、もっとも軽快に走れた場所ではあるが寒すぎる。3UPウインドブレーカーを脱いで、ゴルフ用の薄めのダウンジャケットを着る。暖かい。コンパクトにしまえるし、かなり重宝である。

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林道住居附(すもうづく)線との分岐である。ここを左折し住居附線に入る。

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この林道は面白い。この写真のとおり、なんと下りの勾配が小数点以下第2位まで表示されているのである。具体的には11.95%の下りである。小数点以下第2位までの表示は、この他に数箇所あったように思えた。

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約8キロの道を下って国道299号線の旧道に出て来た。ちょっと下って上野村道路元標のある辺りの旧道を西側から撮影したものである。風情がある。

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上野村役場附近である。その後デポ地に戻り帰路に着く。

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車からの撮影したスカイブリッジである。

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鬼石まで下って、桜山温泉センターで風呂に入る。入浴料600円、タオル200円である。
その頃、前回同行していただいた師匠から、熊と遭遇していないか、あるいは骨折して動けなくなっていないかを心配して?メールをいただいた。ありがたいことである。

これにて、今年の御荷鉾スーパー林道探訪は、終了(の予定)である。

2009年11月 7日 (土)

上野村道路元標

遠出して、かつ自転車に乗るには不足だが、少しは出かけられる時間を作った。

車で出発。目的地は群馬県多野郡上野村である。旧鬼石町経由で行くことにする。仲町交差点で鬼石町道路元標を確認。

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国道462号線を西に進む。下久保ダムを過ぎ、神流町役場を過ぎ、さらに西に進む。紅葉がきれいである。日はすでに西に傾いている。辺りには「かんな Mountain Run & Walk」の幟が数多く立っている。

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上野村に入る。上野村役場へ続く旧道に入り、役場北西の橋の袂を過ぎた辺り、今井屋旅館の向かいに上野村道路元標があった。なぜか天面が凹んでいる。初めて凹んでいる道路元標を見た。なぜだろう。周囲の状況から、雨だれ・・・、何かの台に使われた・・・いろいろと想像できるが詳細は不明である。近くには明日の消防団の連合特別点検の準備でもあるのだろうか、ハッピを着用した消防団員が多くおられた。その方たちに聞いてみれば分かったかもしれない。

※2013(平成25)年8月12日追記:昨日、吾妻郡「中之條町道路元標」を探訪したところ、上野村道路元標と同様に天面に凹みがあることが分かりました。群馬県内の他の道路元標と比べることで謎が解けるのかもしれません。

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裏に回ると面白い。「群馬縣」と刻んである。鬼石町道路元標は・・・左右は確認したのだが裏面は見てこなかった。うっかり・・・である。もし、多くの道路元標の裏面に「群馬縣」と刻んであるのなら、設置時に群馬県が積極的に関与していた証左となるのかもしれない。

※2009(平成21)年11月10日追記:再訪調査の結果、鬼石町道路元標の裏面には、文字は刻まれていないことが確認できた。

この道路元標のある位置から少し西に進んで右折し、住居附沢川沿いを登れば御荷鉾スーパー林道にたどり着くことができる。「住居附」は国土地理院の地形図では「すまいづく」と仮名が振ってあるが、本日、地元の方に訊いたところでは「すもうづく」である。

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不二洞近くのスカイブリッジまで足を伸ばしてみる。下の写真は吊橋の中央から北側を撮影したものである。写真中央下部、日影になった谷の中の建物は上野村役場。中央を左右に走る送電線は十国峠方面から来た送電線(安曇幹線1号線?)。右に大きな山容を見せるのが高反山(たかぞりやま1,130.6m)。そして、遠景の最も高い山が日影山(ひかげやま1,406.6m)である。つまり高反山の稜線と重なる辺りが、八倉峠ということになる。遠い・・・。

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帰路につく。上野村から神流町に入った辺りの写真である。暗くなりかけていたが割りときれいに撮れている。ここを左折していけば、橋倉川沿いを走り、八倉林道に続いて七久保橋倉林道を登り八倉峠にたどり着けるはずである。

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国道462号線を下り始めると前に軽トラがいる。道を譲ってくれない限り前には出られない。結局、多くの車が一列棒状になって鬼石まで一緒。疲れた。もう真っ暗である。長瀞経由で寄居に出て国道140号線のパイパスを走り帰宅。

2009年11月 1日 (日)

八倉峠探訪計画

サイクリスト皆様のブログを拝見していて、西上州の八倉(ようくら)峠周辺の紅葉を、天気の良い日に見たくなった。

八倉峠の北東側の御荷鉾スーパー林道は、2007(平成19)年9月7日の台風9号により大崩落を起こし未だ通行止めとのことで、ブログ情報等を参考に色々と調べているうちに、だんだんと状況が把握できてきた。

※ 2013(平成25)年5月25日現在、八倉峠の大崩落による通行止は迂回路の供用開始により解除されています。

下の地図で、八倉峠(A地点)に行くには、恐らく地点が大崩落の箇所と思われるため、東(北)側からの自転車走行でのアプローチは不可能である。

走行可能なルートは2つあって、南側からのアプローチは、塩ノ沢峠から桧沢峠を経由し日影山(1406.6m)を南側から東側に巻くルート。もう一つは、八倉峠の東(南)側からのアプローチで、神流町の国道299(462)号線の尾附(おづく)を出発して橋倉川沿いを走り、八倉林道に続いて七久保橋倉林道を登るルートである。これら2つのルートは、どちらもロードバイクでの走行が可能のようである。

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この背景地図等データは、国土地理院の電子国土Webシステムから配信されたものである。

一方その後の当方の調査では、神流町側の七久保橋倉林道を利用しては、国道299(462)号線の神ヶ原からは大規模な法面崩落により、実際には八倉林道との合流点に到達することができないものの、下仁田町側からは七久保橋倉林道終点(大崩落現場の東側)に(道路状況は把握できていないが・・・)行けるということである。以上のことから大崩落を起こしているのは下仁田町側の七久保橋倉林道終点と、それより西側にある神流町側の七久保橋倉林道終点(八倉峠)の間の御荷鉾スーパー林道ということになる。以上のような解釈で、みかぼ森林公園にあった掲示の内容が理解できた。

※2010(平成22)年10月12日追記 追記月初旬現在、当方の調査結果では、大規模な法面崩落のため、神流町側の国道299(462)号線の神ヶ原から、七久保橋倉林道のみを利用して八倉林道との合流点には到達できず、林道管理者により通行止の規制がなされている。(2012(平成24)年5月初旬現在、この通行止は解除されています。)

ということで、東側(日向山北面)方面から御荷鉾スーパー林道を来た場合、B地点の鞍部からA地点(八倉峠)までスーパー林道南側のコブが2か所ある尾根をヤブコギすれば通過できなくはないのだと思う。大崩落以降に登山をされた方のブログではヤブコギをして通過したとの記載のあったものがあった。

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この背景地図等データは、国土地理院の電子国土Webシステムから配信されたものである。 

そうは言っても、机上の調査だけでは現地で通行止めになっている事態もあり得るし、熊の出没などもあり得るしで・・・色々と検討をしてみても、八倉峠周辺で今年の紅葉の盛りを見ることは、かなり難しそうである。雪と氷に出会う前の間隙をついて、雪をいただいた山々を遠景に冬枯れの山を見ることはできるかもしれないが・・・。

まっ、八丁峠も残っているしで、先の楽しみには事欠きそうもない (^^)

2009年10月25日 (日)

送電線と鉄塔

みかぼ森林公園と赤久縄山間の御荷鉾スーパー林道脇に立つ鉄塔である。

国土地理院の2.5万分の1地形図でスーパー林道を追うと、御荷鉾スーパー林道67.1キロ中で高圧送電線が上を通過するのは ここ だけである。

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送電線の名前は新榛名線。新榛名変電所から新秩父開閉所を結ぶ50万ボルトの送電線である。

国土地理院の2.5万分の1地形図をスクロールして送電線を追いかけていくと、上信越自動車道を東京方面に向かって走ったときに、松井田妙義ICを過ぎ、正面に妙義カントリークラブのツインタワー風の建物が見えた辺りで、進行方向右側に接近してくる送電線に行き着いた。つまり、同一の送電線である。

反対側に進むと、行く先は国道299号線沿いの新秩父開閉所。3UP走行会等で架線の下を走り抜けたことがある。

送電線は、山を歩いていると、あるいは自転車に乗っていると非常に便利な目標物である。地図上で送電線が曲がっている場所には必ず鉄塔があることを意味しているし、尾根道などを歩いていても、上空に送電線が見えれば、2つの線状特徴物(尾根筋と送電線)の交点として、確実に現在地を把握することができるのである。

送電線を見ると、どこから来て、どこまで行くんだろう・・・と良く思う。

2009年10月24日 (土)

御荷鉾スーパー林道その2

今日は、本年2009(平成21)年10月12日に続いて御荷鉾スーパー林道に行って来た。目的は、みかぼ森林公園以西の御荷鉾スーパー林道を自転車で走り、白髪岩にある原三角測点を探訪することである。したがって、その1で予告したその2とは径路が異なる。

今回の探訪先は訪れる人が非常に少ない地域であること、熊との遭遇の危険性があること等から師匠に同行をお願いし、2人で出かけた。

朝飯を調達すべくコンビニに寄る。製品名とユルキャラのイラストの関係が、かなりブラックであるが美味しかった。

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そろそろ家を出てから30キロかという頃、ポラール本体を忘れて来たことに気付いた。心拍のセンサーは胸に装備しているのに・・・・・・諦めて進む。そのため、本日は走行距離やスピード、心拍数等のデータがと採れなかった。残念である。

国道462号線を進み神流町役場へ。道路元標を見つけるためである。辺りを探索して見つからなかったので即座に諦め、群馬県道71号(高崎神流秩父)線に入り、みかぼ高原荘を目指す。半端な勾配ではない。県道のみかぼ高原荘入口まで地図上で計測し計算すると、4.9km、標高差560m、平均勾配11.4%である。

みかぼ高原荘の日帰り入浴の時間を確認し、フロントにお話して車をデポさせていただき、出発する。いきなり強力な上りである。振り返ると紅葉が綺麗である。写真の建物はみかぼ高原荘の見晴風呂。

県道のみかぼ高原荘入口から御荷鉾スーパー林道までは、地図上で計測し計算すると、1.6km、標高差160m、平均勾配10.2%である。

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みかぼ高原荘からの約8.4kmを約1時間半かけて、みかぼ森林公園管理棟に到着。かなり、のんびりした道中である。みかぼ森林公園管理棟附近では、路側帯をイノシシが掘り返していた。イノシシの鼻?恐るべし・・・である。

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綺麗な紅葉である。惜しむらくは曇天であること。その後、管理人さんにお話をして出発する。

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順調に進む。赤久縄山北側の切通しである。この辺りは、北側の見晴らしが良さそうであるが、何も見えない・・・・・・orz

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しばらく進むと地滑り?の現場。赤久縄山西側の登山口附近である。師匠は水を得た魚のごとく楽しそうに走っている。さすがに太いタイヤのフルサスMTB。手掘りの溝等の障害物があると手で指示してくれる。走りやすい。感謝感謝である。

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みかぼ森林公園管理棟から約5.9kmを、約30分をかけて藤岡市と下仁田町の境界地点に到着。写真は下仁田町側から撮影したもの。

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いよいよ山歩きの開始である。スタート地点は下の写真の位置である。2枚下の写真の△地点である。なお、上と下の写真の撮影位置はほとんど変らず、撮影した方向が異なるのみである。

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これからの頼りは地図とシルバーコンパスである。地図は老眼用に約1万分の1に拡大、シルバーコンパスは拡大鏡の大きいタイプ1である。これで、メガネを掛けなくて済む。

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以下の山歩き部分に関しては、話を分かりやすくするために下の地図の符号を基準に話を進めさせていただく。なお、中央の赤線は磁北線である。

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この背景地図等データは、国土地理院の電子国土Webシステムから配信されたものである。

下の写真はA地点である。この辺りで師匠がやや遅れ気味。自転車に一緒に乗っているときの師匠の気持ちが分かったような気がした(^^;

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下の写真はB地点である。3本に分かれたシラカバの木が目印になる。3連の熊鈴は大音響?を発している。不安ではあるが多少は安心。

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下の写真はB地点とC地点の中間の鞍部である。ここでは北に進む明確な小径があるので注意が必要と思う。

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下の写真はD地点(1,499mのピーク)から南東方向に歩き出したところである。

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下の写真はF地点から南側を撮影したものである。大きな木がある。F地点へはD地点とE地点の中間点あたりから近道して到着した。多少倒木等はあるが、笹が少なく羊歯(シダ)があったが、歩きにくくはない。

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下の写真は◎地点北東側の小さな沢の手前である。ガスが出てきてしまった。ここまで来れば体力勝負である。後はヒーコラ登るだけ。

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どんピタリで到達。白髪岩の原三角測点である。明治15年からこの場所にある。今年で127年目である。すごいと思う。その当時、担ぎ上げた人もすごいし、測量した人もすごいし、原三角測点が残っていたこともすごい。

なお、山歩きのスタート地点からの所要時間は約30分であった。道迷いは一切なし。写真撮影をしながらのタイムであるが、一般的な歩行時間としては速い部類だと思う。

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下の写真は標石の北東面で「原三角測點」と刻まれている。発見当時と比べると、辺りが踏まれているのが良く分かる。

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ここまでの径路を総括すると、夏場は分からないが、視界をさえぎるヤブがないので非常に地形を把握しやすい。加えて大部分の場所で踏あとがあるので、それを辿っていけば歩きやすい。地図読みの経験がない初心者が一人で行くのは、熊との遭遇に加えて、道迷いという意味でかなり危険だと思う。

帰路に着く。帰りは地形と景色が頭に入ったので、スムーズに歩けた。下の写真は動物の歯の痕跡であろうか?

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山歩きスタート地点に戻って、西に向かって自転車を乗り出す。ガレた道を落ち葉が覆い、ガスも出て来て視界不良。熊が出ないかと・・・かなり不安。確実に廃道化が進んでおり、通行止めの看板の趣旨が良くわかる。当たり前だが、自転車やバイクの通行の痕跡もまったく感じられない。場所は日向山の北側(写真は振り返って撮影しているため斜面の傾斜が進行方向と逆になっている)。師匠の判断でUターン。残念ではあるが妥当な判断だと思う。

※2009(平成21)年11月10日追記:再訪の結果、下の写真の場所は日向山より、はるかに東であることが分かった。地図上ではここである。

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帰路、杖植峠方面へちょっと寄り道。トロッコ鉄道のレールの土留め杭を発見。う~む・・・と思う。

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山歩きスタート地点(藤岡市と下仁田町の境界)に戻ってきた。笹の中に標識を発見。標高1,430mで、御荷鉾スーパー林道の最高地点という意味であろうか。

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びゅんびゅん走る。ダート路の最後の方で、東・西御荷鉾山とオドケ山、すなわち御荷鉾三山が良く見える。

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県道71号線に入って旧ゴルフ場が見えた。何とも言えない景色である。

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みかぼ高原荘に辿り着く。当初の予定通り展望風呂に入る。身体が冷えてしまったこともあって助かる。温泉ではないし、こじんまりとした風呂だが紅葉が見えて気持ちが良い。良く温まった。入浴料は400円。タオルは200円である。

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帰路に着く。熊鈴とお守りの効果は絶大であった。

今回の行程の立案に当たっては、天野若男氏のHPを参考にさせていただいた。感謝を申し上げたい。

また、マニアック?とも言うべき行程に付き合わせ、熊への恐怖を共有し、加えて、数々のアドバイスをいただき、はたまた写真を撮影してくれた師匠に感謝を申し上げたい。

2009年10月19日 (月)

熊遭遇防止策

先日、御荷鉾スーパー林道を自転車で走っていたとき、西御荷鉾山を西に過ぎた辺りで、テン(又はイタチ)が目の前を横切った。家猫のいるような所じゃないし、動きの素早さと形状からしてイタチの仲間であることは確かであったが、イタチより白っぽいような気がした。ということで、テンではないか・・・と思ったのである。

その他にも、崖の上でガサガサしている気配を感じたり、鹿らしき声を聞いたりもした。鹿は八ヶ岳の南麓で、集団で目の前を走り抜けるのに遭遇したことがあるが、ものすごい迫力で、草食系動物のイメージなど微塵もなかった。その他、サル、カモシカ等にも遭遇したことはあるが、幸か不幸か熊はない。

今回の熊遭遇防止策は、とりあえずは御荷鉾スーパー林道の自転車での走行、スーパー林道北側の白髪岩(しらがいわ)にある原三角測点への歩行行程を念頭においての話である。

御荷鉾スーパー林道を塩沢峠から西に進むと「熊出没注意」の表示が目立つようになる。道標や看板にも「熊出没注意」の表示が貼り付けられているし、下の写真のように非常に目立つものもある。ここまで頻繁に注意喚起をされると・・・加えてWeb等を見ると、熊との遭遇は他人(ひと)ごとじゃない・・・と思うようになる。きっと目撃情報が多いのだろうと思う。

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遠めに見えたぐらいならともかくも・・・熊には会いたくない。命は惜しいし、万一遭遇事故ともなれば大勢の方に迷惑をかけるのは必至だし、そして熊には何の責任もないはずなので、ポチッとして熊鈴を購入した。

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Web上では大きさが分からない(実は購入するときも・・・)ので、比較しやすいようにした。

  1. 右の「熊よけ鈴3連」は、届くまでこんなにも大きな鈴だとは思わなかった。音は、鈴本来の澄んだ音ではなく、濁りが入った大きな音でうるさく感じる程である。本来の機能からすれば当然といえば当然である。商品説明の札には、音を出すなどして熊に人間の存在を知らせるのが大切とする一方で、人間に興味を持っている熊も存在する・・・と書いてある(^^;
  2. 中央の「ベアベル」は風鈴みたいな高い澄んだ音で、奥多摩で山仕事をしていた方が付けていたのと同じような音である。また機能的にも面白く、中央のベルに当たる(接触する)部分がネジ式になっていて簡単に外れるのである。つまり、鳴らしたくないときには鳴らさないことができる。
  3. 上の「SOS」と書いてあるのは「エマージェンシーホイッスル」である。
  4. 左の「SOYJOY」に熊よけの効果はない。

準備は徐々に進んでいるのではあるが、後は天候次第であろうか。

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