220 奥多摩の峠道

2010年4月18日 (日)

和田峠

今日は、激坂で有名な和田峠に行ってきた。一昨日・昨日の雪でどうしようかと迷ったが、長らく行ってみたかった峠でもあるので、ダメもとで行ってみることにした。

コースは、青梅市内を起点として、 梅ヶ谷峠 ⇒ 武蔵増戸 ⇒ 戸沢峠 ⇒ 川原宿 ⇒ 和田峠 ⇒ 旧甲州裏街道 ⇒ 棡原 ⇒ 甲武トンネル ⇒ 五日市 ⇒ 梅ヶ谷峠 である。

まずは、青梅鉄道公園を目指す。新幹線である。なかなか綺麗に磨かれている。

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次に梅ヶ谷峠である。以前、多摩川右岸の峠道をすべて走ろうとして、二ツ塚峠、鋸山林道(大ダワ)、風張林道、奥多摩周遊道路、鶴峠、松姫峠、今川峠、犬切峠、そして柳沢峠と走ったが、なぜか存在に気付かずに梅ヶ谷峠だけ走っていなかったのである。ということで挑戦。

梅ヶ谷峠に到着。麓の道の分岐から1.6キロ、上り111m、平均勾配6.9%、所要時間9分30秒であった。ちょっと普通の写真とは違うのであるが、左の標識が都道238号(大久野青梅)線、右が都道251号(青梅日の出)線の標識である。この峠道は重複認定されているのは確かだが、標識の「0」が何を示すのかは不明である。青梅市と日の出町の境界だから「0」なのか・・・? 少なくとも、両路線とも起点はこの梅ヶ谷峠でないのは確かである。

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日の出町に入る。山の上の建物は平井中学校である。山の麓に写っているのは役場であろうか。その昔、五日市線の駅から歩いて来た経験があるので、非常に懐かしい感じがした。

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秋川を渡る。山田大橋からの下流方向の眺めである。右側がサマーランドである。

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網代トンネル、上川トンネルをくぐってから、戸沢峠を越える。

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今度は美山トンネルをくぐり、右手に圏央道の八王子西ICを見て進み、川原宿交差点に到着。ここを右折する。いよいよ陣馬街道である。

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圏央道をくぐる。ラーメンが新鮮である。

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夕やけ小やけふれあいの里に到着。ボンネットバスなども展示されていた。

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小休止して進む。陣馬街道の標識である。

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残り3.7キロ(指道標の数値)地点から和田峠に向けヒルクライム開始。開始地点は政治関係のポスターが多いので写真はなし。

「売店まで残り2.5キロ」の看板まではなんのことはないが、その辺りから激坂が始まる。S字カーブの勾配もきつい。絶対に足着きをしないぞっ・・・と思いながら、両脇に雪の残るウエットな路面を上って行く。 もう少し続きそうな気がしていたらあっ気なく到着。3.6キロ(ポラールの実測値)、上り359m、平均勾配10.1%、所要時間32分12秒であった。本日の印象では、当方の激坂番付の東の横綱は風張林道のままである。

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神奈川県側に下りる。雪がすごい。

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富士山の絶景ポイントである。わずかに裾野が見えるだけである(下の写真では見えないかも・・・)。当方は富士山の眺めには縁がない・・・orz

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途中、陣馬自然公園センターの先を右に進み甲州裏街道(「下岩の宿場状通り」に続く集落内の道及び山道)に入る。下の写真は裏街道からの道志村を隔てての丹沢の眺めである。

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しかし、雪の後に甲州裏街道(距離は3.7キロ)に入ったのは大失敗であった。まずは和田峠以上のコンクリート舗装の激坂である。さすがに押し。続いてはぬかるむ山道。雨や雪の後は特に、くれぐれもロードバイクで行くところではない。途中で蛙であろうか?きれいな声を聞いた。山の中で初めての経験であった。

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神奈川・山梨県道522号(棡原(ゆずりはら)藤野)線に出る。2か所のゴルフ場の脇を通るのであるが、結構な上り下りがある。きつい。山梨県に入る。本日の最大心拍数は、なんとこの坂で記録している。

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棡原の交差点に到着。ここを右折する。鶴峠から下りてくる道とは、この写真で言えば左下方向に少し走った位置で交差する。

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珍しいものを発見。以前は良く三角点に設置してあった対空標識であるが、中央が木杭というのが渋い。

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甲武トンネルを目指して上る。途中写真を撮ったり、補給食を食べたりして休み休み上る。上の上の写真の地点から4.3キロ、上り298m、平均勾配6.9%、所要時間42分28秒であった。

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ビュワーンと下って上川乗の交差点。ここで左に曲がって・・・とか一瞬思ったのだが、常識的な線で、加えて腹も減ってきたので五日市方面に下る。

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山びこで食事。ラーメン@600円と餃子(6個)@450円を食べる。美味しかった。餃子は在庫がなかったのか注文してから餃子の皮で具を包んでいた。

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こうなるとマッタリモードに突入。五日市の駅前でコーヒーが飲みたくなった。しかし、オーダーストップ中とのこと。またの機会にしようと思う。

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今度は、こちらに寄ってみる。

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以上で、本日の探訪は終了である。その存在に気付いていなかった(^^; 梅ヶ谷峠、以前から激坂に挑戦しようと思っていた和田峠、そして何度も通行止めで走るのを見送ってきた甲武トンネルを一気に走ることができ、 加えて、走るのはともかくも甲州裏街道の風情も楽しめて満足な一日であった。

2009年7月 4日 (土)

夜の柳沢峠

今週は月曜日から風邪気味で、若干の無理はしたものの、どうにか復調した。そんな中、今日は午後3時過ぎから時間が取れた。まだまだ咳も出るので車で出かけてみた。

奥武蔵の林道を数か所経由して横瀬町方面へ。丸山林道では午後の4時半過ぎにもかかわらず、すごい気合で登っている方を発見。Oさんのようにお見受けした。その直後にはサルの親子?とも遭遇。

林道を下って、国道299号線経由で140号線に入り、浦山ダム(さくら湖)へ。午後5時少し前であったので、ダム天端からダム底部に降りるエレベーターに乗ることができた。高度差は132メートル。40階建以上のビルに相当するのであろうか。「蛍の光」が流れる中、そそくさと見学して退散。

以降、国道140号線を西進し、旧荒川村で給油。旧大滝村を経て雁坂トンネルを抜け山梨県へ。恵林寺近くで、季節はずれ?の「ほうとう」を食べる。通常タイプ@1,200円、豚肉入り@1,600円。先日の「すったて」が@1,000円であったことを思い出した。

この季節の山梨県の果物と言えば桃。ぶどうは袋かけが進んでいた。

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中央高速で帰っても良いのだが、折角なので夜の国道411号線を走ってみることにした。最終と思われるコンビニで補給してからスタート。以前に走ったことがあるので知ってはいたが、裂石に至るまでの直登一気の連続には、夜間に一人で来たら、心が折れそうになることは確実?

ウネウネが始まっても、つらいことに変りはなさそうである。しかし、以前に比べると大規模な、そしてカーブした橋梁がいくつか設けられており、風が強いときは大変そうだが登りやすくはなっているかも知れない。

柳沢峠に到着。まあ、やむをえないことではあるが、ガスもあって景色は見えない。

下り始める。道路上の温度計は17度を示しており、涼しいよりは寒いに近いだろうか。塩山一之瀬高橋の集落を過ぎると、携帯は圏外になるし10キロ程度に渡って、民家はない。

一之瀬林道入口には崩落のため通行止めとのウマが置いてあった。以降、例の淵を経て、谷の中を進んでいく。時々、停止してライトを消してみると、そしてエンジンを切ってみると、確かに、静かというか、静寂が広がっていて、そして、暗い。しばらく、そのままでいれば目も慣れるのではあろうが、ちょっと・・・という感じである。とにかく、すれ違う車が非常に少ない・・・というか、来ない。指で数えられる程度の台数である。

羽根戸トンネルを振り返ると、ナトリウムランプの明かりが縞模様に見え、その昔のNHKのテレビドラマの「タイムトンネル」(さすがに古い?)みたいに見えた。

やがて丹波山村の集落が見え、ホッとする感じであった。家々の明かりに暖かさを感じたような気がした。

以降、奥多摩湖を経て、青梅市から山越えして飯能への道をとって帰路に着いた。

まあ、下見のつもりではない・・・のではあるが、夜間に単独で塩山から柳沢峠を上り、奥多摩湖経由で青梅市に出るのは、当方にとっては、ちょっとリスクあり過ぎ・・・という感じであった。

2008年11月15日 (土)

多摩川源流

先日、山登りを趣味としている年配の方と話をする機会があった。話はいろいろと展開し、その内に「百名山」の話になった。その方がおっしゃるには「百名山は登ろうとして登るべきものではなく、気がついたら登っていたというのが良い。」とのことだった。

師匠からも「そんなに奥多摩の峠道を続けて登ると、行く所がなくなっちゃうぞ・・・」とも言われている。

まあ、確かに、それもそうなのだが、心境的には、三波春夫の歌の台詞ではないが「♪ 止めて下さるな師匠殿。行かねばならぬ。行かねばならぬのだ。」みたいな所かもしれない。

前置きはこれくらいにして・・・今日は、多摩川源流を訪ねてみた。峠的には今川峠と犬切峠を登ってきた。

午前5時30分起床。空を見ると見事に期待を裏切られ、まったくの曇天。しかし、寒くはない。もう一度天気予報を確認して、愛車に愛車を積み込んで、いつもの奥多摩湖の駐車場に向かう。

軍畑のあたりまで来ると、西に青空が見える。御岳山あたりを境として、東側は曇天、西側は快晴である。来た甲斐がある。

午前8時45分駐車場出発。奥多摩湖を左に見ながら走る。山々が良く見える。

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深山橋を渡り国道139号線に入り小菅村を目指す。湖面に映る紅葉がきれいである。

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国道を登り続け小菅村が見えてきた。さすがに山間の村である。段々畑がすごい。

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山梨県道18号(上野原丹波山)線に入り、登り続ける。今川峠の登り口が見えてきた。ここを右折する。

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今川峠を目指して登り始める。最初から結構きつい感じのする坂である。ウリウリと登って行く。途中で、爆音を響かせた2台のバイクに抜かれる。音の感じは、「伊勢崎」か「川口」かという感じの音で、あまりイヤな感じはしなかった。峠道の終盤は勾配も緩んで楽になるが、最後の最後でまたきつくなる。今川峠に到着。上の写真のところから距離3.0キロ、獲得標高283m、平均勾配9.5%、所要時間25分5秒であった。

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今川峠を後にして丹波山村側に下る。途中、見晴らしの良いところがあったのでパチリ。小学校、のめこい湯、ローラーすべり台の辺りが見える。

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丹波山村役場の前を通り、国道411号線に出る。左折。20キロ以下のスピードでゆったりと登って行く。段々、両脇の山が迫ってきた。紅葉が美しい。羽根戸隧道手前で写真を撮る。紅葉はピークをちょっとすぎたかなという感じである。

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淡々と登り続け、林道一之瀬線の起点に到着。右折して林道に入る。

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この林道は面白い。山梨県甲州市にありながら管理者が東京都(水道局)なのである。まあ、自治体の山の家などと同じで、他の自治体にある公共施設というところだろうか。でも、使うのは・・・間接的には東京都民ということか。

1車線の道をウリウリと登って行く。勾配はきつくない。しかし、紅葉シーズンだからだろうか車が想像以上に多い。登山客を乗せた中型観光バス2台も登っていった。ちょっとビックリ。林道の開けたところの風景は下の写真のような風情である。

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登り続けて石楠花(しゃくなげ)橋に到着。ここで一之瀬川の右岸側から左岸側に林道の位置が変わる。また、この橋を過ぎると九十九折の登りが始まる。写真は、橋の上から上流の渓流を見たところ。キレイである。

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ニ之瀬、三之瀬の集落を過ぎ、なおも登り続ける。下の写真の位置まで辿りつけば、さほど登りはきつくなくなる。

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尾根や谷を横目に見ながら進んでいく。「夏にきたら、きっと爽やかだろうな。結構、上が開けてるので背中ジリジリで熱いかな・・・」などと思いながら走る。

作場平橋に到着。この橋は「ロードバイクで行ける、多摩川水系本流の最も上流にある橋」である。辺りには駐車場があって、登山者の車がたくさん止まっていた。

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橋を後にして走り続ける。ほとんど登りはない。途中、左側(沢側)に広場があって、飛龍山などが良く見えた。しばらく走ると林道一之瀬線の終点である。起点から12.5キロ、獲得標高547mであった。しかし、標柱も看板も何もないところである。調べてみると、厳密には犬切峠は、ここではないらしい。国土地理院の2.5万図を確認すると犬切峠に行くには、ちょびっと南東に走る必要がある。写真のイメージで言うと左折である。

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犬切峠に到着。当然にというか標柱も看板もない所である。登ってくる山道と若干の切通し的凹みがいかにも峠っぽい。まあ、自転車で来たのなら、上の写真の位置が犬切峠ということで・・・良いのだと思う。

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もとの分岐(林道一之瀬線終点)に戻って、いよいよ下りである。徹底的に着込む。と言っても1枚しかないが・・・。

路面の状況はあまり良くない。しばらく下って分岐に到着。初めて『犬切峠』という文字を見た。道なりに下っていく。

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国道411号線の落合橋に出て、後はひたすら下るのみである。丹波山村の市街地?を過ぎて若干の登りはあるが、寒いながらもスピーディーに進む。

奥多摩湖の峰谷橋まで帰って来た。以前、このブログに面白い地形が見えると書いたことがあるが、下の写真の中央部分の地形である。水位が上がるとどうなるのかに興味がある。

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お腹が空いた。何度か奥多摩湖畔を走っているが、おいしそうな匂いのするお店があるのである。今度来たときは、ここで食べようと思っていたお店に入る。「のんきや」さんである。ピロティー式の建物であるが、2階に上がると、国道をまったく見ずに、奥多摩湖と山々の景色が楽しめる。

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手打ち中華そば(味噌)@750円と手作り餃子@350円を注文。 美味しかった。

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お店を出て、しばらく走って奥多摩湖の駐車場に到着。本日の走行距離は76.8キロ、獲得標高は1,450mである。

楽しい1日であった。

2008年11月 2日 (日)

一里塚でにぎりめし(後半)

前半より続く。

犬目一里塚で、にぎりめし2個を食べて15分ほど休憩した後、大月方面に下り始める。登りではなくて良かったと感じる程のかなりの急坂である。中央高速をくぐる地点で、頭の中に叩き込んできた地図のとおりに、山梨県道30号線から右折して高速道路の側道に入る。この道が最短距離であると思う。

高速道路を見ながら、本日、富士スピードウェイで200キロに挑戦している方々は、「この道を朝早く走って行ったのだろうなぁ・・・」などと思う。

高速道路の側道は、高速を走りながら横目に見ているので登り下りが多いことは分かっていたが、これ程とは思わなかった。若干の誇張を含んで言わせていただけば、FUJIYAMAみたいである。12%の下りとか、10%の登りとかが当然のように次々に登場する。ビュワーンと下って、ヒーコラ登ってのインターバルトレーニング状態である。注意すべきは、生活道路が高速道路の下を随所で横切っているため交差点が多いことである。カーブミラー等に注意しながら進んだ。沢を渡る部分では上流側に迂回することになるが、どこも良くできた道である。高速道路の建設に経費がかかるのが、うなずける感じである。

犬目一里塚への道に加え、この側道でもかなり脚力を消耗した感じである。

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とはいえ、そこそこ快調に進んで、葛野川(かずのがわ)の谷に到着。左折すれば『猿橋』がすぐそこにあるのだが、本日は寄り道をせずに右折。葛野川を左に見ながら松姫峠を目指して登り始める。

しばらく進むと国道139号線とのT字路が見えてきた。写真の橋は七保橋である。

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国道139号線とのT字路、七保駐在所前の交差点に到着。犬目一里塚から11.0キロである。ここを右折する。またまた、ポラールのラップボタンをポチッと押す。

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登り一本調子かと思っていたが、意に反して登り下りが連続する。探訪派としては、谷の中の道を葛野川沿いに、ゆったりと走ってみたかったものである。

しばらく進むと右手に学校があった。大月市立上和田小学校である。かわいい感じの校舎である。手前に道路のガードレールが写っていることからも分かるとおり、地形上の制約で校庭が狭いのはやむを得ないのだと思う。

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順調に登り続けると新しい橋が見えてきた。橋の設計者は景観モンタージュとか随分作成したのだろうと思う。この橋を渡れば、すぐに深城ダムである。

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深城ダム(シオジの森ふかしろ湖)に到着。七保駐在所から10.6キロ、獲得標高334m、所要時間51分34秒である。ダムの天端の標高は635mとのことなので、ここから松姫峠までは、615mの登りということになる。

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しばらく休憩して、再び登り始める。ダム湖に沿って進んで行くと松姫トンネルの工事をしていた。計画内容等については、山梨県富士・東部建設事務所道路課のHPに詳しい資料がある。

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ループ状のトンネンルを抜けると谷の中に道が見えた。今は2つのダムの建設により使われなくなった松姫峠への旧道であると思われる。帰宅してからその当時の地図を探しまくったのであるが、見つからない。したがって、現時点では根拠レスである。

※2008(平成20)年11月16日追記 その後、その当時の状況の分かる地図を探し当てて照合した結果、松姫峠への旧道であると判断できた。

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しばらく進むと、松姫峠のある尾根が見えてきた。この写真ではいま一つ分かりずらいが、現地では、右に上がって、左に上がって、再び右に上がって、再び左に上がって松姫峠という道路が良く分かる。この写真での松姫峠は、稜線上の左から4分の1程度のところである。

この時点で、ポラールの主表示を速度から標高に切り替える。以降、ノンストップでウリウリと登り続ける。途中、1万円札が落ちているかと思っている訳ではないのだが、下ばかり見ている自分に気付き前を見るようにする。実際に登って行くと、最後のヘアピンを曲がってからは、ほとんど登りは感じられなかった。

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松姫峠に到着。深城ダムから10.0キロ、ポラールの獲得標高599m、所要時間1時間12分52秒であった。西を見ると富士山や大菩薩峠などが見える。しかし、太陽も夕日と化して来たので早々に奥多摩湖を目指して下ることとする。ちなみに松姫峠は鶴峠から直線距離で2.5キロの位置にある。

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国道を下り、県道18号のT字路を右折。午前中に登ってきた道を下り、午後5時前、奥多摩湖の駐車場に到着。本日の走行距離は100.6キロ、獲得標高は1,955mである。

一番星が見えようかという頃、奥多摩湖の駐車場を後にして帰路に着く。しばらく走って渋滞に巻き込まれた。古里のT字路で渋滞は解消したが、奥多摩湖からの約13キロの所要時間は1時間20分であった。

これで、多摩川右岸の峠道シリーズは終了である。二ツ塚峠、鋸山林道(大ダワ)、風張林道、奥多摩周遊道路、鶴峠、松姫峠、そして柳沢峠。良く登ったものである。

一里塚でにぎりめし(前半)

この3連休で自転車に乗れるのは今日だけである。先週に引き続いて多摩川右岸の峠道を目指すことにした。コースは、奥多摩湖駐車場⇒鶴峠⇒犬目一里塚(恋塚)⇒松姫峠⇒奥多摩湖駐車場である。

このコースは、今年のゴールデンウイークに志賀坂峠に行った頃から走ってみたいと思っていたコースで、鶴峠は10年前の秋に山歩きの基点として訪れたことがあり、犬目一里塚は30年近く前に自転車で訪れたことがあり、松姫峠も谷あいのダートの道を自転車で登り続けた思い出の峠道ということで、いずれも初めて出かける訳ではないのだが楽しみにしていたコースである。

愛車に愛車を積み込んで出発。先週とまったく同じルートを辿り奥多摩湖の駐車場を目指す。例の青梅線の踏切では、「レール部、すき間あり 自転車、転倒注意 自転車は降りて通行しましょう」という看板があることに気がついた。どうやら落車の名所だったらしい。

車中では、しばらく前から気になっている「真っ赤な空を見ただろうか」を繰返し聞いてみた。読書百遍ではないが、やっと意味が通じた。深く考えずに素直に聞いていれば良い曲のようである。

奥多摩湖の駐車場に到着。先週と同じ場所に駐車しようとしたのだが、雲取山までMTBで登るという先客がおられたので、1台空けて駐車した。雲取山までは3時間とのこと。鍛えられた感じの方であった。

準備を整えて午前9時1分小菅村を目指してスタート。峰谷橋でいきなりトイレ小休憩。冷えるのである。ところで、今年の6月25日に柳沢峠に行ったときのブログで「半端ではない山の中腹に段々畑が」と書いたのであるが、峰谷橋から見えるその段々畑が下の写真である。見事な針葉樹林の中にポッカリと畑がある。どうやって畑まで行くのだろうという感じである。

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深山橋を渡り国道139号線を走り始める。湖面に映る紅葉がきれいである。しばらく走って東京都を後にして山梨県北都留郡小菅村に入る。

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玉川キャンプ場を左手に見て進み余沢の分岐である。ここを左に進む。。

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少し下ると小菅川を渡り、いきなり急坂が始まる。距離は550m程度ではあるが、平均勾配は11.0%程度である。結構いい感じである。しばらく勾配が緩んで小菅小学校の分校を右手見てから再び勾配がきつくなり、山梨県道18号(上野原丹波山)線に合流する。ここを左折して鶴峠を目指す。ポラールのラップボタンを押す。見覚えのある九十九折をウリウリと登って行く。峠に近付くと何の用途かわからないがアンテナが見えてくる。手前の駐車場には登山者のものであろうか車が3台とまっていた。鶴峠到着。県道合流地点から2.4キロ、獲得標高211m、平均勾配8.8%、所要時間19分39秒であった。

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峠を少し下った左手には三頭山への登山口がある。

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最初の本格的下りである。路面も良く軽快に下れる。重要文化財である長作(ながさく)観音堂に寄ってみる。案内板を読んでみると鎌倉時代の様式であることは書かれているが、観音堂が立てられた時期には触れられていなかった。いずれにせよ貴重な文化財であることに変わりはない。写真は面白いことになってしまった。かなり広角がきついので建物が斜めになってしまっている・・・。

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少し下るとおもしろい看板があった。「酒は現金」というもので、まあ、推測はつくが何とも言えない文言ではある。さらに下る。しかし、この道は下りだけかと思うとそうではなく途中で細かい登りが頻発する。登りは勢いでチャチャッと登れるような登りではなく汗をかきそうな登りなのである。そうこうしている内に坂本の集落に到着。山村風景である。

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まあ、坂本というくらいなので、もう急な下りはないものと思って下るが、道が細くなって寂しい感じになってくる。挙句に路面がかなり悪く、集中して下らないと落車の危険がある。当方はヒヤリハット2回であったが落車はまぬかれた。下りきって山梨県道33号(上野原あきる野)線に合流する。ここを右折して登って行く(写真では撮影方向と逆に進むイメージである)。

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この道は広くかつ路面も良く走りやすい道である。橋を渡っていると左手に旧道の橋であろうか見事なトラス橋が見えた。

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しばらく下ると鏡渡橋である。この橋で鶴川を渡ったらすぐに右折と事前に頭に叩き込んでおいたので橋を渡って右折する。

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右折すると谷の中に降りていく感じで坂を下る。道なりに進むと山梨県道30号(大月上野原)線に出る。ここを右折し(写真は進むべき方向を撮影したもの)、犬目方面を目指す。

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想像に反して、結構、登り下りがある道である。この辺ではペースが上がっている予定であったのであるがヘロヘロ気味に進んでいく。しばらく進むと右側に滝?があった。

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山梨県道30号(大月上野原)線を走っていると、中央高速をくぐったり、跨いだりでかなり忙しい道である。談合坂SA(上り線)が見えた。

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しばらく走って犬目宿に到着。県道に合流した地点から8.5キロ、標高差は300mである。しかし、談合坂SA(下り線)の脇をくぐり、平和中学校を巻くように走る辺りは道が分かりずらいし、走っていて、甲州街道の旧道があったり、荻野の一里塚があったり、富士山が見えたりと楽しい道ではあるが、予想以上に上り下りが脚に来る道(当社限定?)である。

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犬目宿を過ぎて少しの下り上りを経て、犬目一里塚(恋塚)に到着。以前に来たときは、自宅から自走で来たのだが、道も舗装ではなかったしで、あの頃に比べれば、随分と楽に到着したと言えるだろう。青梅市内のコンビにで購入したにぎりめし(711オムスビ)紀州梅2個を食べる。古の甲州街道を旅した人々は、何を思ってこの一里塚を見たのだろうか・・・などと思う。まあ、ベンチや東屋があるわけではなく、休憩場所としては、あまりオススメではない。念のため。

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後半へ続く。

2008年10月26日 (日)

風張峠×2

先週の土曜日は、本来なら仕事の延長線上で都内にいたハズで、「川越まつり」を見物できたのは、たまたまの結果とは言えラッキーなことであった。翌日の日曜日は予定どおり仕事で、結果、両日とも当初の予想どおり自転車には乗れ(ら)なかった。

今週の土日は、週中頃の天気予報では土曜日は雨とのことであったので予定を入れてしまった。そして今日の日曜日、ついに自転車に乗れる日がやってきたのである。

前日での天気予報は曇であったが、どちらかというと悪い方向に変更される傾向があり、朝方のNHKラジオでは「所によっては雨」と言っていた。とは言え、お預け状態も続いているのでイチかバチか行くしかない、ということで出発することにした。

多摩川右岸の峠道を辿るシリーズで、二ツ塚峠、鋸山林道(大ダワ)と多摩川下流側から辿ってきたので、今日は、前回取り掛かる直前にUターンした風張林道にチャレンジすることにした。しかし、折角なら奥多摩周遊道路もついでに走っておきたいと欲が出て、奥多摩湖側から奥多摩周遊道路で風張峠に登って秋川側に降り、檜原村役場西側の橘橋交差点から北秋川沿いを詰めて、再び風張峠に登るコースを考えた。

注意すべきは、奥多摩周遊道路が午前9時にならないと走れないことである。そこで必要時間を逆算して愛車に愛車を積み込んで出発。

例によって飯能市街からクリーンセンター坂を登り、今回は、直近の落車地点を確認すべく成木街道作戦をとる。あまり気分の良いものではないが例の踏切を渡る。「ふむふむ、あそこでコケたんだな・・・」とか思って通過。しばらく走ると、3UPのウインドブレーカー発見。乗っている自転車からレーシング班のあの方であることが分かったので、助手席側の窓を開けて話をする。「雨が降らないといいですね。」との言葉をいただいて別れる。しばらく走ると雨。路面も滑るには十分に濡れだした。「やっぱダメかなあぁ・・・」とか思うが、「ここまで来たのだから取り合えず行ってみよう!」とアクセルを踏み込む。神様の思し召しか雨が止んでくれた。ラッキーである。

奥多摩湖の大麦代トンネルを抜けたところの駐車場に到着。準備をして午前8時36分出発。奥多摩周遊道路の旧料金所までは7.3キロの道のりである。三頭橋を渡る。

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午前9時3分、旧料金所通過。ゆるゆると登って行く。路面はドライでキレイである。月夜見の第一駐車場に到着。写真を撮るために止まる。奥多摩湖が良く見える。なんか飛行機からでも見下ろしているような景色である。

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風張峠に到着。旧料金所から12.5キロ、登り613m、所要時間1時間11分4秒であった。一休み。下の写真中央の2車線道路が奥多摩周遊道路、左側の少し高い所にある細い道が風張林道である。風張林道の分岐には見事な柵があって車やオートバイは入れないようになっているが、この写真に写っている辺りには階段が設置されていた。

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風張峠を出発し奥多摩周遊道路を秋川側に下る。途中都民の森で小休止。みとうだんご(三頭団子?)@300円を食べる。当然のことながら?団子は3個1串で、1個の大きさはゴルフボールくらい?あり、タレは味噌と醤油から選べ、醤油で食べてみた。おいしかった。

以降秋川沿いに下り続け、甲武トンネルに続く道の分岐(完全に通行止め)を右に見て、更に下り続け橘橋の交差点まで下りてきた。下っている途中では「風張峠に再び登るということは、下った分だけ登るんだよなぁ・・・」とか思い、ちょっと戦意喪失気味ではあったが、段々と元気が出てきた。

橘橋交差点からは前回通った道を再び登って行く。10.5キロで藤倉(憶測するに地名である「藤原」と「倉掛」を統合した地域の呼び名なのだろうか?)の案内板前に到着。今回は十分に下調べをしてきたので、自信をもって左折。約2.3キロで、折り返して登り始める地点(以下「折返し」と呼ばせていただく。)に到着。噂の激坂を目の前にするとちょっとビビる。確かにすごい。とてもではないが坂の途中で乗り始めることはできそうもないので、手前から勢いをつけて突進。まあ、何とか登れるものではある。

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ウリウリと登って行くと、あまりの景色に(かつ若干勾配が緩んだ地点だったので)立ち止まりパチリ。すごい。再び激坂を登る。

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きのこセンター手前100数十メートルで遂に挫折。折返しから1.2キロ、登り161m、平均勾配13.3%である。確かにハンパではない。私が過去に登った峠道の中で、勾配に関しては絶対に東の横綱である。店長に教わった座ったままでのスタンディングで登って来たのではあったが、本当のスタンディングでも歯が立たず『足着き』となった。この辺りでは、心拍は170超、時速は5キロ以下である。つまり自転車に乗っているだけで、私の体力、技術、機材では、心拍が170超となってしまう激坂ということである。足着きをしたのは道路右側に「掬水山東安寺跡」の石碑がある地点である。まあ、今にして思えば登れなくはなかったと負け惜しみを言いたいところではあるが、膝とかを故障しても馬鹿らしいのでホドホドにしておくのが良いのだと思う。やっぱり負け惜しみ・・・orz

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きのこセンターを過ぎて、いよいよ風張林道である。確かに激坂ではあるが、今までの激坂で激坂感覚が麻痺したのか、どうにか登れた。終盤は勾配もゆるくなり(あくまでも相対的に!)、奥多摩周遊道路を走るオートバイの音が聞こえる頃には、路面上に(残り)1kmを示すペイントが見える。

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再び風張峠に到着。折返しから4.2キロ、登り500m、平均勾配12.0%である。この林道に関しては平均勾配よりも最大勾配の方に興味が行きそうである。また、この林道には予め注意書が掲出されているが、ガードレール等も本当に十分ではなく激坂で蛇行したりすると転落事故等につながる危険が普通の林道より高い気がした。くれぐれも注意が必要である。

風張峠で一休みして、奥多摩湖側へ下る。途中、西側に山々が見えた。天気も回復してきたようで気分が良い。

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今日の下りは、ゴルフ用の薄めのダウンを着ていたので寒くなく、快適である。ゆったりと下って奥多摩湖の駐車場に到着。

帰りは日向和田駅近くで「へそまんじゅう」を購入。オマケをいただいて早速に食べてみたが美味しかった。今日は、薄皮クリームパンも5個食べたし、カロリー的には十分な日になりそうである。

さて、本日の走行距離は80.3キロ、登りは1,590mであった。これで残るは、鶴峠と松姫峠である。しかし、冬が来る前に・・・時間は足りるであろうか・・・。

2008年10月 5日 (日)

鋸山林道

この2日間、天気予報は、そして実際の天気も昨日の土曜日の方が良かった。昨日は外出など様々の用事があって自転車には乗れず。

昨日の段階では、今日は「今にも降り出しそうな曇天」を想定しており、加えて昨晩は飲み会だったので早起きはせず。しかし、朝起きて空を見ると思ったより良い感じであったので出発。前から、奥多摩の多摩川右岸の山々を越える複数の林道などを探訪したいと考えていたので、下流側から始めていくことにした。

飯能市街に出て、クリーンセンター坂を登る。岩蔵街道経由で青梅市へ。多摩川を渡ろうとすると大きなマンションが目に入る。記憶にまったくない建物なので、かなりビックリ。交差点を過ぎ、二ツ塚峠を目指して登り始める。この峠は、東京大学OLKのOMAP(オーマップ)の名称であったと記憶しているが、奇妙な送電線を左手に見ながらたんたんと登っていく。意外と簡単に峠に到着。標識も何もなく拍子抜け。なお、峠を通り過ぎた交差点の名称は「二ツ塚峠」であった。

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二ツ塚峠を下って、なぜか非常に大きい感じを受ける武蔵五日市駅を右に見て進み、711あきる野戸倉店で小休止。ロードバイクの方が10人近くもいる。いつもこんな感じなのだろうか。その後、檜原村役場近くのT字路を目指す。ここを右折して北秋川沿いに進む。

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しばらく進むと鋸山林道の登り口である「神戸岩入口」に到着。ここを右折するのであるが、写真を撮っていると、先ほどのコンビニでお見かけした多くのローディーの方々が直進して行った。ということは、この先にも何か目標とするものがあるのであろう。

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ところで、鋸山林道を前回登ったのは、27年前の1981(昭和56)年3月8日の日曜日である。午後1時50分に上の写真の場所を出発し、ダートの道を登っていった記録がある。大ダワまでのタイムは約1時間であった。閑話休題。ウリウリと登って神戸岩(かのといわ)に到着。東京都教育委員会が設置した案内板によると、この岩はジュラ紀のものだとか。恐竜時代の岩か・・・と思う。そう考えると右の岩が何となく恐竜に見えてくる。

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道は右手の岩をくぐるように掘られている神戸隧道に入っていく。出入口附近を除き岩が露出しており、また途中で左カーブ、加えて暗い、上り坂の隧道である。この隧道のために今日は大きなライトを持ってきたのである。写真は良く撮れなかったがこんな感じ(右上が側面、左下が路面)。念のため押して通過したが、長さはそれ程ではない。

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隧道を抜け、少し走ると鋸山林道の案内板がある。東京都森林事務所や警視庁の設置した土砂崩れの発生を知らせる立て看板等があった。

しばらくは沢沿いを直登一気である。右手に阿伽井澤神社(小さな社)と標石が見えきた。

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このあたりには、小石、水、枯葉、コケ等があるが思ったより走りやすい。とはいえロードバイクで爽快に走れる道では決してない。横断側溝のアングルが路面に突き出している場所は1か所のみ確認。下の写真は、阿伽井澤神社脇から撮影した直線的な登りの終盤部分である。

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ウネウネと登り始める。時代を感じさせる石積みが見事である。近くの沢にかかる橋には昭和38年3月竣工と刻んであった。

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辺りの様子からクマが出るのではないかと心配しながら進む。今日に限って熊鈴を忘れてきた。失敗である。途中、お会いした方からは、クマに関する情報をいただいたが、私自らが確認した情報ではないのでここには記さないことにする。
大ダワに到着。標高994m。到着時の気温は18度であった。大ダワは鋸山西側の鞍部である。神戸岩入口から8.4キロ、獲得標高646m、平均勾配7.7%、タイム1時間13分34秒であった。写真の大ダワの標柱には「日本山岳耐久レース」と記してある。

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また、すぐそこに迫ったレースのための真新しい道標もあった。

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さて、大ダワから奥多摩側に下りたいところであるが、道路の中央に置いてあるウマに通行止の表示があったのでUターンすることにした。パンクとクマに気を付けながら下る。車やトレイルバイクは、加えてロードバイクも非常に少ないので、カーブミラーを見るにしてもクマがいるかいないかを見ている状態である。先ほどお会いした方の話が頭をよぎる。先ほどの話は、当方にはかなりの心理的な影響があった。

神戸岩入口まで下り右折。7キロ先の藤原を目指す。ブログを読んだかすかな記憶では激坂林道があって風張峠に出られたような気がしたので向かってみることにした。途中大規模な工事現場が見えた。この法面保護工事は大変だろうなぁと思いながら見上げた。

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藤原に到着。案内マップがあったので確認する。風張峠に行けそうな気がして来たので、進路を左に取る。でも不安である。700m程進んだところで郵便局の車が来たので聞いてみた。答はNGとのこと。要精査ではあるが、引き返すことにした。もしかすると、時間があって、かつ登りきる自信があれば、他の方にルートを聞いていたかもしれない・・・ (^^;

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下っていく。十里木の手前の「山びこ」というお店で、お腹が空いたのでうどんを食べることにした。肉うどん@700円である。うどんの麺はスーパー普通ではあるが、味は非常においしかった。初めて見たのだが、店内には走行路?の記された地図がデザインされた日本山岳耐久レースのカレンダーが貼ってあり、お店の方も、時間的に客が少なかったせいか、ローディーが良く寄るからなのか当方に話しかけて来てくれたり、水をポットで持ってきてくれたりと良い感じであった。

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お店を出ると雨が降り出した。来た道を戻って行く。小雨の二ツ塚峠を越え、青梅市街に入っていく。旧青梅街道から成木街道の作戦である。

が、勝沼のT字路を過ぎて青梅線の踏切を渡るところで・・・やってしまった。

落車である。踏切の向こう側の信号が赤なので踏切の手前も信号待ちの車が続いていた。道幅も広く、左側があいていたので、踏切手前で一旦停止して左右を確認し、走り出したらいきなり落車である。

何がどうなったのか分からなかった。柔道の受身みたいな形で背中から落ちた。息ができない感じで、立ち上がるのに時間がかかったが大した時間ではない。が、電車が来なかったのが不幸中の幸いである。

冷静に考えてみると、道路に対して線路は斜めであり、挙句にスタンディングで力が加わり不安定であったので、林道下りの斜めの横断側溝で落車するのと同じ要領で、線路でタイヤが滑って落車したものと思う。自転車はともかくも、今回は痛い目にあった。膝には痣ができてるし、右手は擦り傷で出血するしで惨々?である。

雨の二ツ塚峠は上り坂も下り坂も無事に通過し、政治家の演説ではないが、青梅線の踏切に『まさか』があったとは・・・・・・。

その後は、コンビニで休憩し気持ちを落ち着かせ、ゆるゆると自走で帰って来た。

2~3日すれば直りそうだが、今も、あちこち痛い。それにしても、車と電車にひかれなくて良かった。加えてヘルメット様々である。

2008年6月25日 (水)

柳沢峠

今日は、時間がとれたので、昨日ほどの天気ではないものの、曇りがちで暑くもなくのツーリング日和ということで、ロードバイクでの奥多摩初見参として柳沢峠を目指すことにした。

ペダルやシューズを替えたばかりでもあり、また、ロングライドへの不安もあったので、愛車に愛車を積み込んで出発。飯能市から成木を通って青梅に出て、青梅街道をひた走る。その昔、青梅マラソンで走った道である。瀬古利彦の滑るような走り、伊藤国光の気迫の走り、「どっちもすごかったなあ」などと思い出す。

青梅マラソン折り返し地点の標識である。以前より、かなり青梅寄りになっている。

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最終コンビニ?である古里の711で買出しをして奥多摩湖に到着。トンネルをくぐった駐車場に車を停めた。以前は、かなりの数の売店があった記憶があるが、昔に比べると縮小気味である。平日だからかな? しかし、売店もトイレも水もあり便利な場所ではある。準備を整えて出発。

奥多摩湖沿いを走っていると湖上で工事をしていた。荒川下流(いや多摩川か・・・)みたいな雰囲気であるが、法面の補修をしているらしい。珍しいので写真に撮らせていただいた。

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峰谷橋である。塗装の色が相当クッキリしている。橋の上から右を見ると、半端ではない山の中腹に段々畑が、左をみると面白い地形?が見える。どちらも写真には収めたが、掲載は別の機会に。

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ドラム缶橋である。よく見ると真ん中辺に渡っている方が一人おられる。渡ると揺れるみたいで、ゆっくりと渡っておられた。

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深山橋である。松姫峠や鶴峠方面に行くときはここを左折することになる。
(※ 写真はT字路を通り過ぎてから撮影しているため、写真では右折のイメージになる。)

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鴨沢を経て「お祭」のバス停へ。ここも懐かしいバス停である。この辺りで奥多摩湖とはお別れである。

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うりうりと坂を登り続けて、丹波山村中心部が見えてきた。それにしても、当然ではあるが、いかにも山の中の村の風情である。

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村の中心を抜けて坂を登り続ける。丹波山村の西端を過ぎたところにある「おいらん渕」の辺り(旧塩山市が設置した案内板の下流)である。案内板にある「銚子の滝」がどこなのかハッキリとは分からなかった。また、近くではトンネル工事が進行中であった。トンネルが完成すると、交通の危険は激減するだろう(あたりの山を見るとトンネンルを掘る理由がよくわかる・・・)が、恐らくこの近辺の部分の道は国道411号線ではなくなってしまうのかもしれない。

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ここから甲州市に入る。当方、塩山市のイメージが強かったが、認識を新たにさせていただいた。

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しばらく走って、結構、脚に効いてきた。道はこんな感じである。十石峠にイメージが近い。

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塩山一之瀬高橋の集落まで来ると、谷の中の道から雰囲気が変わって、高原に来たような感じになる。植生も落葉松が植林されていたりして、川の様子も違う。やがて一之瀬への分岐である。この手前にも一之瀬への分岐があったが、基本的には登っていく沢が違うということか。笠取山や雁峠に行くのには、ここを登っていくのだろうか。

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上の写真の分岐から柳沢峠までは、結果論ではあるが5.5キロぐらいであり、加えて道が広いので圧迫感もない。平均勾配は6~7%程度ぐらいとは思うが、実際に走っているときは残りの距離が把握できていなかったので、結構メゲた。

ついに到着。意外と長かった。

お腹が空いたので、茶屋で、麦とろ御飯セット@1,300円を食べる。麦ごはんは久しく食べていなかったし、一緒について来た麺類が暖かい山菜そばであったが、簡単に食べてしまった。この期に及んでもヘルシー路線である。

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登ってきた道を下って奥多摩湖まで戻る。その昔のバスを利用しての山登りや、ランドナーでの柳沢峠、松姫峠、鶴峠などへのツーリング等々、いろいろなことを思い出せたツーリングであった。

さて、現実に戻って、クリートの位置は、左だけ若干の変更が必要かと思う。特に脚が痛いとかはなかった。良かったと思う。

本日の自転車での走行距離68.7キロ。獲得高度1,145m。