« 2015年12月 | トップページ

2016年3月

2016年3月15日 (火)

若宮橋

今日は若宮橋に行ってきました。午前中、たまたま出先にあった埼玉新聞を手に取ると若宮橋開通式典の記事が掲載されていました。調べてみると、開通式典は3日前、先週の土曜日(2016(平成28)年3月12日)の午後2時から開催されたことが分かりました。ということで、久々の上天気で午後の時間も空いていたので早速に車に乗って見学に出発しました。

若宮橋は坂戸市大字厚川地内の高麗川に架かる冠水橋で、坂戸市内に多くある木橋の一つとして有名な橋でしたが、今回の架替で木橋風?の橋に生まれ変わりました。坂戸市の資料を引用させていただくと「若宮橋は、昭和51年度に架替工事が行われました。橋の規模は、延長32.7m、幅員2.2mです。それ以前は、地元で整備・保全をしていました。その後、昭和59年度、昭和63年度、平成5年度及び平成10年度に同じ規模の架替等の工事が行われ、平成11年度に延長68.1mの修繕工事が行われました。架替前の橋は、橋桁のH形鋼以外は木製で、規模は延長=約100m、幅員=2.2mでした。」とのことです。

まずは、当方が前回(2010(平成22)年6月20日)訪れたときに右岸上流から撮った写真です。

2010062006_1

今回架け替えられた若宮橋です。左岸下流から撮った写真です。坂戸市の資料によると、延長101.5m、幅員2.0~2.3m、工事費76,034,160円で、工期は平成27年7月3日~平成28年3月18日とのことです。

2016031501

左岸側から見た橋の全体像はこんな感じです。11スパンの桁橋です。車幅制限(1.4m)用のトラ模様のコンクリート柱がLの字のような奇妙な形で面白いです。憶測ですが、きっと「乗用トラクターのロータリーを上げれば橋を通過できるように・・・」かも知れません。坂戸市の資料によると、通行制限は「バイク、自転車及び人(農耕車も通行することがあります。)」とのことです。

2016031502

なかなか真新しい笠木や敷板がきれいですが島田橋のときのような木の香りはしません。材料はすべて合成木材とのことで、樹脂製の擬木とは異なり、坂戸市の資料によると「合成木材(再生木材とも)とは、樹脂及び木材(廃材)を粉状にし、ミックスしたものを成型。木材の2倍程度(25年)耐久性があると考えられていますが、歴史が浅く実証データーはありません。平成2008年頃から製品化されました。」とのことです。

2016031503

中央附近で敷板を長くして橋を広げた部分(幅2.3mの部分)の笠木の接続です。

2016031504

横から見るとこんな感じです。上から笠木、笠木受、敷板、強いて言えば下敷板(実際は橋桁の一部という感じ)、橋桁(H型鋼)、コンクリート製の枕梁、そしてコンクリートパイルの橋脚です。ただし右岸側の2つを除きコンクリートパイルの橋脚はなく、全体がコンクリート製の橋脚が河床に埋まっている・・・という感じです。

2016031505

右岸上流側から撮った写真です。わずか数年の経過ですが随分と風景が変わっています。

2016031506

左岸橋台脇から見た桁です。橋桁(H型鋼)と敷板の関係が良く分かります。

2016031507

※謝辞 この記事を書くにあたり、当方の下調べにお忙しい中ご丁寧な対応をいただいた坂戸市役所の皆様に感謝を申し上げます。

« 2015年12月 | トップページ