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2015年1月 4日 (日)

武州寄居七福神

今日は武州寄居七福神めぐりに行ってきました。

以前から青梅や越生に七福神めぐりがあることは知っていたのですが、実際に七福神めぐりをしたことはなく、今回が初めての経験です。ということで、どこの七福神めぐりに行こうか迷ったのですが、今年の正月は毎年恒例の初日の出を見に出かけることもなく、運動不足の解消に少々山歩きの要素も取り入れようということで、ヤマレコの記録を参考に寄居の七福神めぐりを選びました。

具体的には寄居の市街地の外周の山を、七福神めぐりをしながら反時計回りに一周りしようという目論見です。ところで、寄居の七福神めぐりの特徴は、7箇寺ではなく5箇寺をめぐること、めぐる順番の例示がないこと、越生のように徒歩でめぐる前提がないこと(実際に一般人が徒歩のみで一日でめぐるのは大変?)などでしょうか。

まずは、本日最初に登る予定の鐘撞堂山(かねつきどうやま)を遠望します。寄居の市街地の向こうに見える右側のピークが鐘撞堂山です。※

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寄居町役場を出発地とさせていただきました。

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準備を整えて大正池を目指して歩き始めます。途中、ロウバイがきれいに咲いていました。

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大正池です。国道140号バイパスを横切る交差点の近くにあった天沼川についての案内板によれば、大正天皇の即位を賀して鐘撞堂山の下「馬騎の内」を源流点とする天沼川をせき止めた貯水量4万立米の池とのことです。谷合いのひっそりした池を想像していたのですが大きく違いました。

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大正池を後にして林道を登り、途中から沢の中の山道を進みます。沢の中は竹林になって植生が荒れている箇所も多いですが、尾根に近くになるとキツツキの木をたたく音も聞こえ、雑木林の陽だまりハイキングを楽しめました。
頂上に到着です。小さな鐘がありますので叩いてみましたが良い響きでした。頂上には三等三角点「鐘撞堂」標高329.84mがあります。他に案内板や東屋、そして展望櫓があります。頂上にいた登山者は20人程度でしょうか。軽装の方が多く散歩の延長で登ってきた・・・みたいなイメージの方が多かったです。

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寄居の街並みが良く見えます。ホンダの寄居工場や小川げんきプラザなども見えています。

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こちらは榛名山です。榛名山の右側に苗場山が見えています。

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東屋でテルモスに入れて持ってきたコーヒーと、今日の薄皮シリーズ「薄皮つぶあんぱん」で一休みしました。

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鐘撞堂山から尾根伝いの山道を落ち葉で滑りながらJAの野菜直売所近くに下りてきました。こちらの駐車場には四等三角点「常木」標高102.76mがあります。

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ここから横断歩道橋で国道140号バイパスを渡り寄居駅の西側を通過して極楽寺(毘沙門天・弁財天)へ。お寺を後にして国道140号バイパスの末野交差点(折原橋のたもと)にある「秩父路」で昼食にしました。ちゃんぽんうどん@1,080円です。価格設定からどんな「ちゃんぽん」が出てくるのか楽しみにしていたのですが、美味しかったです。

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折原橋を渡り常光寺(大黒天)へ。お寺を後にして車山を目指します。車山です。最も左のピークが頂上です。

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車山の頂上です。三等三角点「車山」標高226.86mがあります。

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車山から東を見た眺めです。愛宕山やゴルフ場のクラブハウス、そしてアンテナが2本立っている天神山が見えています。

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車山を降りて八高線の踏切を渡ります。線路がカープしているので写真を撮っていて結構列車の迫力を感じました。

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長い階段を登って愛宕山に到着です。こちらでもコーヒーを飲んで一休みです。

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昭和の中頃に作られた大きな鐘がありましたので1度だけ撞いてみました。こちらも良い響きでした。

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愛宕山からの寄居町中心部の眺めです。遠景の右側のピークが鐘撞堂山です。

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愛宕山をおりて車道歩きです。途中面白いものを見つけました。スギやヒノキの精英樹を集めた埼玉県農林総合研究センター森林・緑化研究所「上の原採種園」です。立入禁止の看板がありましたので外部から背伸びして撮った写真です。

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今度は天神山を目指して気持ちの良い尾根歩きです。

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天神山の三等三角点「天神山」標高173.76mです。

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天神山からの眺めです。男衾駅のあたりが間近に見えます。

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その後男衾駅の脇を通過して道に迷いながら常楽寺(恵比寿神)へ。お寺を後にして男衾駅に戻ってきました。かなり日が西に傾いてしまいました。ここで歩行行程は終了です。電車に乗って寄居駅に向かい出発地である寄居町役場に戻りました。

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その後は車で、蓮光寺(布袋尊・福禄寿)、長昌寺(寿老尊)を訪ね帰路につきました。

下の写真は七福神等の写真です。下の写真の上段左から極楽寺の毘沙門天、同じく弁財天、常光寺の大黒天、常楽寺の恵比寿神、下段左から蓮光寺の布袋尊、同じく福禄寿、長昌寺の寿老尊、同じく観音様でしょうか。

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当初から蓮光寺は車で行く予定だったのですが、全体的に予定していたよりはるかに時間がかかってしまい、時間切れになってしまい長昌寺も車を利用しました。

タイム 歩行全行程6時間25分9秒 歩行距離21.5km
寄居町役場⇒25分⇒大正池(2分休憩)⇒33分⇒鐘撞堂山(15分休憩)⇒15分⇒高根山⇒1時間3分⇒秩父路(31分昼食休憩)⇒1時間1分⇒車山(3分休憩)⇒34分⇒愛宕山(7分休憩)⇒39分⇒天神山⇒57分⇒常楽寺経由男衾駅

※ この記事中の三角点の点名及び標高は国土地理院の基準点成果等閲覧サービスから引用したものです。

地理院地図でのルート表示は こちら です。

※ 寄居町は荒川の扇状地(河岸段丘)に発達した町です。冒頭の鐘撞堂山を眺めている場所は櫛引台地の寄居面と江南台地の間にある段丘崖(だんきゅうがい)を国道254号線が横切るあたりです。 森圭子「寄居町小園水田の歴史的土地利用とその立地および土壌について」(埼玉県立川の博物館紀要第13号・2013)参照

----- 2015(平成27)年1月8日追記

国土地理院の色別標高図を見ると荒川右岸の河岸段丘の様子が良く分かります。

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この地図は国土地理院の地理院タイル(色別標高図)に歩いたルートを加工したものです。
クリックすると拡大します。

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コメント

冒頭の写真、私も時々赤城や上越国境の山々を眺めに行くことがありますが、よくご存じでしたね。目指していたとしか考えられません。^^
他の場所もみんななじみのあるところですが、こうして拝見すると新鮮に見えてくるから不思議です。
それにしても桜沢、折原、男衾を山を含めて歩いてまわられたとはすごいですね。

ところで、『森圭子「寄居町小園水田の歴史的土地利用とその立地および土壌について」(埼玉県立川の博物館紀要第13号・2013)』はどちらで閲覧されたのでしょうか。
とても興味があります。(理由はおわかりかも^^)

>tomochanさん
コメントありがとうございます。
お見込みのとおり、まさか「通りすがり・・・」とは言えないポイントですね。以前からtomochanさんのブログを拝見していて、この山々はどこから撮影したのだろう?と思っていたのでしたm(_ _)m
今回の20キロ超の歩きはさすがに疲れましたが、久々に地図を見ながら歩けて楽しかったです。
論文は他の興味深い論文を含め次のURLから見ることができます。
http://www.river-museum.jp/archives/bulletin.html

論文のURL、教えていただきありがとうございました。
川博の論文は他にもいろいろあるのですね。大変参考になりました。

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