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2014年4月

2014年4月19日 (土)

滝沢ダムの点検放流

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今日は埼玉県秩父市(旧大滝村)の滝沢ダムの点検放流を見に行ってきました。お目当ては滝沢ダムが運用開始されて以降初めての非常用洪水吐き(ひじょうようこうずいばき)ゲートの点検放流です。めったに見ることができるものではないと思われましたので万障差し繰って?車で出発しました。

まずは滝沢ダムの全景です。下の写真は当方が2008(平成20)年9月10日に撮影したもので、手前に写っている低い方の橋が廿六木(とどろき)大橋、高い方の橋が大滝大橋です。橋の下に見える駐車場が不動滝付近広場です。

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※ 以下は具体的な点検放流関係の記事になりますが、点検放流の詳細は独立行政法人水資源機構荒川ダム管理所のこちらの資料に詳しいですので参考までにご覧ください。

結構早めの時間に到着したつもりなのですが、すでにループ橋に陣取って三脚をセットしている方もおられました。駐車場の車のナンバーを見ると遠来の方もおられるようでした。

まずは滝沢ダム管理所前の左岸天端広場に車をとめます。気温は8度で少々寒いです。一回りしてくると管理所の所長さんを始め何人かの職員の方が案内に当たられており当方の質問にも丁寧に対応していただきました。

天端を歩きます。これでも貯水率は90%ぐらいだそうです。

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天端から下を見ます。非常用洪水吐き設備の扇のような形をしたラジアルゲートの「要」が見えます。実際に動作させるためのワイヤーロープも見えています。

下には利水放流設備からの放流が続いています。今年(2014年)の2月14日から15日にかけての大雪などで貯水量が増えたため、夏場の大雨に備えて貯水量を減らすため放流を続けているのだそうです。この記事の冒頭の写真は利水放流設備近くに架かるダム下流広場の吊り橋の様子です。したがって冒頭の写真の水煙は今回の点検放流と直接の関係はありません。

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非常用洪水吐き設備の銘板です。

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エレベーターに乗って一気に121mを下ってダム下流広場に行ってみることにしました。エレベーターを降りるといろいろな写真等の展示のある通路を抜け急な階段があります。これを昇れば広場です。

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非常用洪水吐き設備が真上に見えます。

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ラジアルゲートのアップです。

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これは後程撮った写真ですが、ダム下流広場脇には発電設備あります。

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車を不動滝付近広場に移動して点検放流の開始を待ちます。午前11時。鳥肌が立つような感じの放流警報サイレンが鳴り響きます。消防サイレン信号などに比べると明らかに吹鳴時間が長く、ある意味では誤解できないサイレンという感じがしました。電子サイレンですが音色は結構モーターサイレンに近い感じがしました。

まずは利水放流設備からの放流が止まってから通常洪水吐きゲートからの放流が始まるのだと思っていたのですが・・・いきなり左岸側スタート。

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やがて利水放流設備からの放流も止まって、通常洪水吐きゲート2門からの放流が始まりました。

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ちょっと場所を移して遠くから。

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約30分の後、通常洪水吐きゲートからの放流が終わり、非常用洪水吐ゲートの中央からの放流が始まりました。

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やがて3門からの放流となりました。橋の下の中央に写っているのが放流警報サイレン装置です。

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近寄ってみました。これが毎秒10トンの放流量なのだろうと思いますが、非常用洪水吐きゲートの能力は3門で最大毎秒2,100トン(25mプール7杯分)・・・この210倍の流量って想像だにできません。

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この後、非常用洪水吐きゲート3門のそれぞれについて、3門同時のときと比べるとはるかに多い流量の放流が1門ずつ短時間行われ、下の写真のように利水放流設備からの放流が始まって点検放流が終了しました。

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これにて帰路につきました。お腹がすいたので旧荒川村で蕎麦でも食べようと車を走らせたのですが諸般の事情により断念。結局国道140号線沿いのこちらのお店に入ってみました。場所は国道140号線と安曇幹線が交差するあたり(^^;です。

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外見は洋風な感じですが・・・豚玉丼(並)セット@850円を食べました。豚肉は角煮に近いイメージでした。

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これにて本日の探訪は終了です。

今日はめったに見られない放流を見ることはできましたが、あくまでも「非常用洪水吐きゲート」ですから通常の事態ではないときに使用されるわけで・・・点検は必要にしても・・・ある意味見られない方が良い光景なのかもしれません。

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