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2013年6月

2013年6月30日 (日)

浄法寺円筒分水

今日は群馬県藤岡市(旧多野郡鬼石町)の浄法寺円筒分水に行ってきました。 通常の円筒分水とは異なって円筒の中心から用水がサイホンで吹き上がるのではなく鋳鉄管で上から注水する方式のようです。附近には案内板等は一切なく詳細は不明ですが、特に水源が謎です。

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遠くから見ると、どうにも円筒分水とは見えずらく・・・もなく、近寄ってみると仕切りのコンクリート板があるようにも見えるのですが、一方では構造材のようにも見えなくもなく・・・・実際には円筒の周囲に均等に配置されていないので・・・おそらくは仕切りのコンクリート板なのだと思います。また、天端を補修した直後のようなので、適切に管理されていてのこの姿なのだろうと思います。

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用水の配水はバルブで管理されているようです。流入もサイホンではなく、流出も通常の堰ではなく・・・かなり新しいものなのかも知れません。

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昼食は、埼玉県児玉郡神川町上阿久原の「パニーノガーデン」に行きました。

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建物の東側にはラベンダー畑があります。いい香りがします。ハチがいっぱいいました。

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食事の方は混雑していてしばらく待つようでした。またスタッフの超忙しそうな姿が印象に残りましたが、ゆったりとした気持ちで出かけるのが良いように思います。ピザ美味しかったです。

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帰路にお花や植木を販売している所によってお花を見て帰宅しました。それにしても、良くあることですが知人にバッタリ。世の中はせまいです。

オマケ
チェリーセージ ホットリップスです。

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2013年6月22日 (土)

赤城山

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今日は百名山の一つである赤城山に登ってきました。上の写真は赤城山の大沼(おの)の沼尻(赤城大沼(おおぬま)用水取水口附近)から見た赤城山で標高が最も高い黒檜(くろび)山(左)と駒ヶ岳(右)です。

数日前から台風4号の進路などが気になっていましたが、朝の3時には雨もあがって星空が広がっていて、二度寝してから車に乗って出発。関越道を走ります。最初の目的地は赤城大沼用水の第二円筒分水工です。群馬県道4号(前橋赤城)線の道端にあります。県道4号線はヒルクライムレースの試走なのでしょうかロードバイクの多さには自転車乗りの一人としても驚きます。

第二円筒分水工脇には1999(平成11)年3月に建てられた「隨道改修記念碑」があり、赤城大沼用水の建設(1956(昭和31)年に大沼の水を隧道により導水し白川に合流させた後取水して利用する施設が完成)や改修工事の概略を知ることができます。

この記念碑には「1987(昭和62)年に改修工事に着工し『取水口以南2,226メートルに及ぶ馬蹄型コンクリート暗渠並びに隨道の内部に鋼鉄製直経1.2メートルの円筒水路に改修、半永久的水路として主要付帯施設の改修を完了し』(ママ・原文縦書)」などと刻まれています。また案内板には赤城大沼用水のあらましが記されています。

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地下から吹き上げる用水です。

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続いて700mほど上流にある第一円筒分水工です。こちらの案内板には船津伝次平から始まる赤城大沼用水の歴史が紹介されています。

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その後、大沼からの隧道出口(位置はこちら。ストリートビューでも見られます。)などを見ながら・・・

2013(平成25)年10月19日追記 ----------

隧道出口の写真です。

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上部の銘板には「赤城大沼用水 平成九年三月」と下部の銘板には「天人讃其功 須田惇一書」と記してあり、その下に群馬県章があります。

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追記終了 ----------

このあたりまで来ると押しとなっているローディーも結構いました・・・大沼に到着。おのこ駐車場に車をデポして歩き始めます。涼しさを通り越して半袖では寒いくらいの気温です。

まずは赤城神社にお参りです。朱色の橋を渡ります。橋の上からは猫岩の上あたりからガスがかかって黒檜山の山頂は見えませんでした。

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黒檜山登山口から登り始めます。いきなりのクマザサの中の急登です。

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猫岩手前から見た大沼、その後ろが地蔵岳、そして左端が長七郎山北側のピークです。

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猫岩です。猫岩といってもここに猫の形をした岩はなく、正確にはこの道標のある位置の下に猫岩といわれる岩壁があるという意味のようです。

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岩ゴロゴロの登りが続きます。ブログ情報ではこちらを下りの経路に選ばない方が良い(特に雨のあとは)というのがありましたが、確かにそんな感じです。

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赤城山主峰黒檜山に到着です。頂上には30人くらいの人がいてかなりの混雑でした。

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黒檜山頂上には、三等三角点「黒桧山」標高1,827.57mがあります。ちなみに一等三角点「赤城山」標高1,673.88mは地蔵岳にあります。

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頂上の混雑を避け、更に北に進みます。片品川にかかる関越道の片品川橋の向こうに沼田市街が見えます。この景色を見ながらコンビニおむすびと漬物の昼食にしました。

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もとに戻って山頂を通過し、駒ヶ岳を目指します。御黒檜大神から見た小沼(この)です。

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レンゲツツジと上州の山々です。

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駒ヶ岳からの下りは木製の階段が多いのですが、何か所かある鉄製の階段には驚きました。段数は数えませんでしたが、結構な長さがあります。

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駒ヶ岳登山口からおのこ駐車場に戻って登山を終了しました。それにしても登山者の多い山・・・というのが印象ですが、雲は多かったものの景色も見ることができ、暑くもなく良い山行でした。

その後、車で鳥居峠に上ってみました。鳥居峠から見た覚満淵(かくまんぶち)です。

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こちらは同じく鳥居峠から見た夏の雲です。

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最後に小沼を眺めてから麓に下りて道の駅ふじみ富士見温泉ふれあい館で入浴@500円。泉質はナトリウム・カルシウム塩化物温泉とのことですが、ピリピリ感を感じるくらい”濃い”感じがしました。道の駅では農産物のお土産を購入。帰路につきました。

タイム
おのこ駐車場 ⇒ 25分 ⇒ 黒檜山登山口 ⇒ 1時間20分(適宜休憩) ⇒ 黒檜山(31分昼食休憩) ⇒ 46分 ⇒ 駒ヶ岳 ⇒ 40分 ⇒ おのこ駐車場

2013(平成25)年10月19日追記 ----------

この6月にはあった群馬県馬事公苑交差点脇の初代ぐんまちゃんの大きな看板が撤去され2代目ぐんまちゃんに替わっていました。初代ぐんまちゃんも絶滅危惧種になってしまったようなので本日撮影の群馬県馬事公苑の看板の写真を掲載しておきます。

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追記終了 ----------

※ この記事中の三角点の点名及び標高は国土地理院の基準点成果等閲覧サービスから引用したものです。

2013年6月15日 (土)

長野堰円筒分水堰

今日は、群馬県高崎市の長野堰円筒分水堰を見に行ってきました。

現地の2004(平成16)年3月に長野堰土地改良区が設置した案内板には、「長野堰は、群馬郡榛名町(※現在は高崎市と合併)大字本郷地内の利根川水系烏川より取水する頭首工を起点として、受益面積約1,000ha、取水量最大6.797㎥/S、幹線水路は、頭首工より円筒分水堰まで約8km、かんがい用水として利用される他市街地全域の防火用水、環境美化用水に寄与しています。」と記されています。

長野堰頭首工と円筒分水堰間のサイクリングも考えたのですが、時間もないので車で円筒分水堰のみを見に行くことにしました。

円筒分水堰付近から上流を見た長野堰幹線水路です。

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発泡スチロールの”救命いかだ”に乗った雛鳥です。発泡スチロールはひもで水路の柵に結んであります。

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長野堰円筒分水堰です。

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案内板には、「この円筒分水堰は、1962年に県営幹線水路改修事業の一環として設置された配水施設で、自然落差を利用して、地獄堰、上中居堰、矢中堰、倉賀野堰の4堰に正確に受益配分されるよう設計された、全国でも珍しい分水施設です。かつて水利の乏しい地区では、干ばつのたびに激しい、水争いが起きましたが、円筒分水堰が設置されてからは、争いは落着しました。地獄堰の名は、激しい水争いの名残でしょうか。」と記されています。なお、詳しいことは分かりませんが川からの取水を前提としている地域なので「堰」という言葉は「用水(路)」を示しているのだろうと思います。

下の写真で、最も左側の道路の下に流れて行く水路が地獄堰、その右側が上中居堰、正面が矢中堰、最も右側の草地の向こう側が倉賀野堰になります。面白いのは各堰を分ける仕切りが4か所あるべきなのに2つしかないことです。また上中居堰と矢中堰の仕切りはコンクリートではなく木材です。仕切りがなくても水があふれ出てくる円筒の外側水路部分の傾斜により正確な配水は可能なのかもしれませんが、今まで見た円筒分水堰とは仕組みが異なるようです。

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円筒分水堰の上流左岸側に「極楽用水改良記念碑」がありました。「恐しや地獄の関と思ひしが 悟ればこゝぞ極楽の堰」と刻んであります。かなりユニークな記念碑だと思います。裏面の内容から、篆額碑文の揮毫者は分かるのですが、撰文は技術官の方のようで・・・これは裏面のみかと思われ、表面の「歌」の作者は分かりませんでした。

碑が建立されたのがいつかは分かりませんが、記念碑の趣旨は1934(昭和9)年から1950(昭和25)年までの円筒分水堰設置以前の下流水路の改修(良)記念のように思えます。しかしながら、その一方で円筒分水堰ができたことによって正確な受益配分ができるようになったことを喜んでいるようにも・・・思えなくもありません。

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おみやげに、書店によって”ぐんまちゃんとお散歩 群馬のいいとこ、めっけた”という本を買って帰路に着きましたが、帰りの高速は予報どおりの豪雨でした。これで今年の空梅雨も一段落という感じでしょうか。

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