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2013年2月

2013年2月16日 (土)

湘南平

承前 2012/12/12 相模野基線

今日は、一等三角点浅間山を探訪すべく湘南平に行ってきました。この一等三角点は相模野基線を増大して我が国の一等三角点網を構築するために重要な役割を果たした三角点です。

車で出発です。風が強くて運転に気をつかいつつ、首都高から東名、小田原厚木道路と走って平塚ICで降りました。途中の休憩で海老名SAの屋台?で餃子を食べました。

自転車的には直登一気の激坂を上って「湘南平 高麗山公園」駐車場入口に到着です。

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レストハウスの展望デッキ3に昇ります。展望デッキ3の標高は194.2mとのことです。正面に見える鉄塔は平塚テレビ中継放送局で、ペンキの塗りなおし作業中でした。展望デッキ3に設置されている望遠鏡を使って見ると鉄塔のやや左側には東京スカイツリーと東京タワーが隣り合って見えました。感動ものです。

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それでは展望デッキ3からの眺めです。まずは丹沢山~大山です。左側が丹沢山、右側の緩やかな三角形の山が大山です。

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続いて、大山~鳶尾山です。鳶尾山はこの写真では稜線の右端、なだらかな丘陵部分の中に確認できます。

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次に、連光寺村と長津田村は特定することができなかったので鹿野山です。江ノ島の左奥(写真中央が江ノ島)に見える感じでしょうか。

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今度は、展望デッキを降りて400m程離れた浅間山の一等三角点を目指します。

レストハウスからしばらく歩くとレリーフがありました。この方は日本山岳界の先駆者岡野金次郎翁です。何となく聞き覚えのある名前でしたので帰ってから確認すると、「劔岳点の記」のスベア123のシーンで登場する方でした。

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ちょっとした山登りをして浅間山の頂上に到着です。浅間社の鳥居が見えます。少々樹木の枝にかかりますが、なるほど富士山を望むことができます。

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箱入りの一等三角点「浅間山」標高18128mです。所在は神奈川県中郡大磯町大字大磯です。手前の柵は浅間社の祠のものです。標柱の形状は面取されたタイプで連光寺村(天王森公園・八坂神社)、長津田村(高尾山)と同じです。こうなると、やはり鳶尾山の標柱は改埋を繰り返しているだけあって、当初に設置された標柱ではないのではないかと思えます。

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湘南平を歩きます。紅梅です。遠景には相模湾です。

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これにて相模野基線シリーズの探訪は終了です。今度は、いつになるかわかりませんが鹿野山と丹沢山に登ってみたいと思っています。

※ この記事中の三角点の点名及び標高は国土地理院の基準点成果等閲覧サービスから引用したものです。

2013年2月 2日 (土)

連光寺村

承前 2012/12/12 相模野基線

今日は春本番のような暖かい陽気のなか一等三角点「連光寺村」を探訪してきました。この一等三角点は相模野基線を増大して我が国の一等三角点網を構築するために重要な役割を果たした三角点です。

車で出発し、三角点の所在する八坂神社の森に到着です。社前には多摩市指定天然記念物の大きな「すだじい」があります。樹齢は約400年とのことです。

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八坂神社脇の公園内に三角点があります。多摩市みどりと環境課の設置した「天王森公園 多摩市最高地点 標高161.7m」の看板があります。

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一等三角点「連光寺村」標高161.71mです。所在地は多摩市連光寺六丁目で、標柱は面取されたもので一等三角点「長津田村」(高尾山)と同様のものと思われます。設置されたのは明治16年で、その当時の見晴らしは後述する明治天皇が行幸された兎狩の関係もあって非常に良かったものと思われますが、現在は横浜市方面以外の見晴らしは良くありません。

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境内には「明治天皇御野立所」の碑がありました。裏面には「此ノ地ハ明治十五年二月十六日及同十七年三月三十日御兎狩ニ行幸ノ時御野立アラセラレタル處ニシテ天王森御野立所ト稱シ奉ル 昭和十六年四月三日奉建」と刻んであります。

一等三角網の測量が開始されたころ、同じ場所で明治天皇が行幸されて兎狩をされていたということに何とも言えない感慨を覚えます。明治天皇は一等三角点の設置について御説明を受けられたのでしょうか。はたまた、兎が地元の人々に追われて上がってきたであろうかもしれないこのピークからは、その当時どんな景色が広がっていたのでしょうか。

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※ この記事中の三角点の点名及び標高は国土地理院の基準点成果等閲覧サービスから引用したものです。

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