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2012年12月 1日 (土)

借宿神社の狛犬

今日は飯能市の吾野の借宿神社(所在地:飯能市大字長沢6)の狛犬を見に行ってきました。午前中は仕事があったり通り雨があったりで、午後から車ででかけました。

借宿神社の狛犬との出会いは「峠の旅人※」のメニュー上の写真(奥武蔵の掲示板)です。初めて見たときは「どこの狛犬なのだろう・・・」というよりは「これって何?」と思ったのでしたが、そのまま所在を確かめることもなく、当然に探訪することもなく何年かが過ぎました。

このごろになって久保田和幸「狛犬探訪 埼玉の阿・吽たち」(2003年さきたま出版会)を読んで、「峠の旅人」の狛犬はどこの狛犬なのだろうと検索サイトの画像検索で調べ、吾野の借宿神社の狛犬であることが分かり、本日の探訪となったものです。

借宿神社に到着しました。あたりは国道299号線のバイパス工事(隧道・橋梁等)が行われていて、かつての風情とはかなり異なっているのだろうと思います。「借屋戸」の社号額が掲げられています。神社の位置はこちらです。

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まずは向かって右側の「吽形」の狛犬です。写真にマウスをのせると顔がアップになります。なんとも狛犬界の「ゆるキャラ」か・・・というようなゆる~い狛犬です。ほっとします。

続いて向かって左側の「阿行」の狛犬です。写真にマウスをのせると顔がアップになります。ひび割れなどもあって、このままだと風化が進みそうです。左目は何やら新しい感じがします。

この狛犬は、1926(大正15)年7月20日に建設されたもので、台座の内容を読むと、発起人2人、世話人6人、賛助員11人の合計19人によって奉納されたもののようです。きっと1926(大正15)年に奉納のきっかけになるような地区を挙げての何かがあったのかもしれません。ちなみに「村社借宿神社」の社号碑の建設は1925(大正14)年4月でした。

狛犬の口は、右も左も半開き状態で、どっちが「阿」で、どっちが「吽」なのか分かりずらいのですが、左側の狛犬の顔には「歯」らしきものが見えること、借宿神社内に新調された狛犬も向かって右が「吽」、左が「阿」になっていますので、これで間違いないのだと思います。

下の写真が、借宿神社の社殿前の位置に2010(平成22)年8月に新調された狛犬です。ゆる~い狛犬を社殿脇に隠居させ、替わって正式な狛犬の座に就いたとでもいうべき、いかにも強そうな狛犬です。同時期に鳥居も新調されています。おそらくは国道299号線のバイパス工事などとの関連があるのかもしれませんが詳細はわかりません。

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しかし、心から和(なご)める狛犬です。フォトロゲのネタに使えそうですね(^^

※ 「峠の旅人」のメニュー画面(奥武蔵の掲示板)へは当ブログの右列にリンクがあります。

※ 2012(平成24)年12月2日追記 狛犬の位置関係が分かる写真です。

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コメント

うーん,人面犬ですね。ユルいようなマヌケなような,不気味なような…。小さい子に見せたらどんな顔をするか,ちょっと楽しみですね。

コメントありがとうございます。狛犬の写真はカメラの位置でかなり受ける印象が異なる感じもしていますが、確かにビミョーな顔で小さい子だと怖がるかも・・・です。
隠居したとはいえ90年近く愛嬌のある顔で神社を守ってきたのですから、きっと、これからも大事にされそうな気がします。

なんともかわゆい!!
たまらない表情ですね♪
顔が大きくアンバランス、おててもぬいぐるみのよう。。。
こんなにかわいい狛犬さまに出逢えた日は、るんるんしますよね。
また、お邪魔させていただきます。

>わんこの目線でさん
コメントありがとうございます。確かに顔が大きくてアンバランス・・・気づきませんでしたが、2等身に近いのがゆるキャラ的親しみを与えているのかもしれませんね。

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