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2011年11月27日 (日)

第Ⅷ系原点

今日は、平面直角座標系第Ⅷ系原点に行ってきた。

関越から上信越道に入る。佐久平PAからの朝の霧が徐々に消えてゆく景色である。

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国道141号(佐久甲州街道)を走り目的地である「平面直角座標系第Ⅷ系原点」に到着。大きな松の手前に石碑、その左(西)側のやぐらの下に原点がある。丸い看板には「日本のおへそ」と書いてある。

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石碑には次のように記されていた。

平面直角座標系第Ⅷ系原点
経度 東経138度30分0秒0000 緯度 北緯36度0分0秒0000
楕円体である地球上の位置は、経度緯度と平均海面からの高さで表示すると測量法に定められていますが、球面上で長さや面積を計算するには少々複雑な計算が必要です。
そこで場合によっては義務教育でも習う、数学のX座標、Y座標、Z座標を用いメートル単位の数値を使って、平らな紙の上で簡単に距離、方向、高低差、面積などが計算できるようにしていますが、これを「平面直角座標法」と言います。
測量法では日本を十九の区域に分けてこの平面直角座標系を定めていますが、この地が、長野県、新潟県、山梨県、静岡県が属する第Ⅷ(八)系の公共測量の原点です。(原文縦書)

やぐら下の様子である。

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原点の周囲に設置してある保護石である。防衝石と刻んであり、それぞれ長野県千曲川源流の石(西)、新潟県魚野川中流の石(北)、山梨県笛吹川中流の石(東)、静岡県河津海岸の石(南)と刻まれていた。

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原点である。東日本大震災による地殻変動のため(※コメント参照)、原点が東側に移動してしまい、本来の位置は透明のプレートで表示されていた。

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そのことの説明板があった。

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原点を後にして、一度行ってみたかった小海線の佐久広瀬駅に向かう。手前の田んぼには氷が張っている。何ともコンパクトでのどかな駅舎とホームである。

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ホームと駅名表示。

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駅を後にして西に向かい南牧村の畑地から八ヶ岳を眺める。

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せっかくなので少々標高のある地点まで登って富士山を望む。このあたりにはすでに雪があった。

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帰路につく。711小海豊里店に寄るとレジ脇で「平成24年版長野県民手帳」@500円を販売していた。早速購入。埼玉県民手帳と並べてみる。

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中身を比較すると大きな差はないともいえるが資料編は読んでいて面白い。埼玉県民手帳と比べると「ここまで書くか?」という印象である。

表紙を開くと県歌「信濃の国」が見開きで掲載されている。また、県花が「りんどう」とは知らなかった。「統計で見る長野県の姿」が面白く全国順位1位として掲載されているものは、就業率、高齢者就業率、総農家数、レタス収穫量、セロリ(セルリー)収穫量、カーネーション出荷量、トルコギキョウ出荷量、アルストロメリア出荷量、水わさび収穫量、林業産出額、寒天の出荷額、味噌の出荷額、小型モーター(3W未満)出荷額、顕微鏡・拡大鏡の製造品出荷額、縫針、ミシン針の製造品出荷額、ギターの製造品出荷額、平均寿命(男)、10万人当たり公民館数、10万人当たり博物館数である。

ちなみに平成24年埼玉県民手帳に全国順位1位として掲載されているものは、快晴日数(熊谷)、防犯ボランティア団体数、こまつな収穫量、ゆり(切り花・出荷量)、アイスクリーム製造品出荷額、中華めん製造品出荷額、節句人形、ひな人形製造品出荷額であった。

さて、今度はどんな所に行ってみようか。計画を立てるのが楽しみである。

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コメント

移動した原点と本来の原点の位置の二つの標識ができたのですね。地震によりこれだけ移動したということがよくわかります。
改めて設置者の長野県土地家屋調査士会のHPを見たところ原点復活の顛末が載ってました。
次は関東地方をカバーするⅨ系の原点探索などいかがでしょうか。^^

こんばんは。コメントありがとうございます。
ご紹介いただいたHPや関連した国土地理院のHPも読んでみました。原点の移動は今回の地震だけによるものではないのですね。
Ⅸ系はゴルフ場の中みたいですね^^

為になるレポートですね。
経度原点訪問もぜひ!(グリニッジなのでしょうか)
日本列島はプレート東端の付加体(地殻の垢)で出来ているので、国土は長期的には西にずれる宿命にあると思いますが、こないだの地震の影響だけ言えば、東に少し戻したのではないでしょうか。

>アンプ犬さん
さすがにグリニッジ天文台は今のところ当自転車探訪図の範囲外みたいです(^^;
しかし国土の微妙な変化がとらえられているって、すっごい技術なんですね。

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