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2011年5月 3日 (火)

西秩父線

今日は森林管理道西秩父線を走ってきた。自転車はロードバイクである。

西秩父線は埼玉県道71号(高崎神流秩父)線土坂隧道南東側入口から志賀坂トンネルの東方向にある民宿登人(のぼりと)脇の国道299号線に至る延長約22.5kmの埼玉県営林道である。(「隧道」と「トンネル」の表記の違いは国土地理院の「ウォッちず」による。)

今までに何度も走ろうと思ったことはあるのだが、冬期は走れないし、冬以外のシーズンも通行止であることが多く、加えてダート部分の存在により、なかなか走る機会がなかったが、埼玉県秩父農林振興センターのHPで通行止でないことを確認して出発。

力のある方なら自走でも可能な距離なのであろうが、当方は愛車に愛車を積み込んで出発。定峰峠を越えたところで西方を眺めると折からの黄砂で荒川より西の山々が見えない。

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途中、国道299号線を走っているとバス停留所脇から鯉のぼりの向こうに二子山が見えた。

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いよいよ民宿登人脇の西秩父線終点から西秩父線に入る。写真右奥に見えるのは国道299号線のヘアピンカーブである。

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新緑の中を大規模な崩落復旧工事箇所などを横目に見ながらハーハーゼイゼイと上って行く。この辺りの勾配は結構きつい。やがて「林道西秩父線開設記念碑」に到着。この場所からは両神山の眺めが良い。記念碑によれば、県営林道西秩父線は延長 22,586m、幅員 5.0m、総工費 3,567,854,000円、工期 1980(昭和55)年4月~1998(平成10)年6月とのことである。

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すぐ近くに二子山トンネルがある。銘板によれば完成は1997(平成9)年7月で、延長は310m、幅員は5m、高さは4.5mである。

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新緑と芽吹き、そしてツツジ。そうかと思うと木々によっては、まだ冬枯れの風情も残している。

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舗装自体は良いのだが落石が多い。

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二子山を望む。

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森林管理道西秩父線の案内板である。

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西秩父線には0.5km毎に、非常に目立つ距離標があるので走りやすい。

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矢久峠に到着。ここから林道高萩線が分岐している。大きな枯れ木の根元に祠があり、反対側には観音像と思しき仏像がある。

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更に東に新榛名線の送電線をくぐって進むと「フラワーライン」の看板があったのだが、1985(昭和60)年4月選定とのことなので、古い時代のお話のようである。

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大規模な植林地脇などを抜けて、一応のゴール地点である土坂隧道入口脇の西秩父線起点に到着である。西秩父線のみの310XTでの移動距離は22.55km、高度上昇値は1,225mであった。

なお、結局、災害復旧中の箇所を除いてダート部分はなかった。帰宅後調べてみると、平成22年度に延長464mの舗装工事が発注されており、これにより全線が舗装となったようである。

また、路面は土坂隧道に近い数キロの部分は良くないもののロードバイクでも普通に走れるが、グレーチング部分が舗装面からかなり切り下げられている上に、広い隙間があるので要注意である。

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それにしても黄砂で展望は効かなかったが、雨には降られず楽しい一日であった。上武秩父線、西秩父線、金山志賀坂線をつなぐとかなり長い林道走りができそうである。

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西秩父線は、埼玉・群馬県境の埼玉県側を走る感じなのだが、県境の峠である杉ノ峠への登山口で靴をトレランシューズに履き替え、父不見山(「ててみえずやま」⇒山と渓谷社「埼玉県の山」、「ててめえじやま」⇒昭文社「西上州・妙義1996年版」)に登ってみた。

植林地はかつて大規模な山火事があったらしく、その痕跡が随所にある(左上)。杉ノ峠(885m)に到着。石祠があるが、杉の木は山火事によるものであろうか黒くこげている(右上)。ここらから父不見山に向うが、この稜線は神流マウンテンラン&ウオークのコースとなっているようである(左下)。父不見山(1,048m)に到着(右下)。Uターンである。移動距離3.69km、高度上昇値260m(310XT⇒ガーミンコネクト)であった。

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父不見山に向う稜線では新緑の向こうに、西秩父線や長久保線が見えた。

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先日、映画「草の乱」に出演されていた俳優さんが相次いで亡くなられたのでDVDで「草の乱」を見直したのだが、それに関連した場所を帰りに訪ねてみた。

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コメント

こんばんは。お久しぶりです。
このコースはきつそうですね。でも、あまり人が来ないような感じで落ち着いて走れそうですね。私は、まだ体の具合がイマイチなのですが、完全復活したときには、自転車でいける所だけ真似させていただこうかと思います。
有難うございました。

コメントありがとうございます。徐々に復調のご様子、何よりです。
西秩父線は、登山者の方と、この時期特にそうなのでしょうが自然の恵みを求めて・・・みたいな方が結構多かったように感じました。自転車界では金山志賀坂線以上に訪れる人は少ない感じもしますが、辿り着くまでは別として峠越えのイメージもなく、のんびりゆったりと走れる感じの道でした。

お疲れ様でした。
私が昨年の秋に行った時は二子山の先で工事のため通行止めでした。それが最後の舗装工事だったのですね。
これで全線舗装になったとのことですから安心して行けます。とは言え二子山トンネル前後の勾配を思い出すと少しめげます。(^^)
上武秩父線、西秩父線、金山志賀坂線は夢のコースですが自宅から自走は当方の体力では無理かと思われるので
輪行など混じえていつかチャレンジしてみたいです。

>tomochanさん
コメントありがとうございます。
西秩父線についてはブログ検索をしても情報が非常に少ない中でtomochanさんの記事は何度も読ませていただきました。そして帰ってきてからもう一度読ませていただきましたが、現地に行ってから読ませていただくと理解度が格段にアップしていることがわかります(^^
「父不見山フラワーライン」と「ようばけ」の看板が同時期のものだとか、二子のどっちが兄かとは書いてありませんでしたが、どっちがどっちか分かりました。
ドドンと花火3連発で、上武秩父線、西秩父線、金山志賀坂線はいかがでしょう(^^) 少し距離を削れば・・・イエイエ工夫をすれば走れそうな気がします。

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