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2010年9月11日 (土)

田口峠・大上峠

今日は、田口峠と大上(おおがみ)峠を走ってきた。自転車はロードバイクである。

昨日になって予定変更があって時間ができた。良い天気になるのは分かっているので遠出しようと考えた結果、前々から行こうと思っていた上州と信州を界する十石峠北方の未走破の峠である田口峠・大上峠に行くことに決めた。

夜明け前、愛車に愛車を積み込んで出発。コンビニで食料を買い込んで朝食。関越・上信越道と進んで下仁田ICで降り、群馬県南牧村(なんもくむら)を目指す。

ここはまだプロローグなのだが、朝日に輝く岩山である。

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群馬県道93号(下仁田臼田)線の狭い道を進んでいく。いかにも西上州を感じさせる建物である。

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車をデポして「勧能(かんのう)」を出発である。ここを右に県道93号線を進む。南牧川を渡り田口峠を目指す。左に進むと県道108号(下仁田佐久)線(←常識的には通り抜け不能)を熊倉から分岐して林道を上ると「なんもく村自然公園」である。

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しばらく進むと、南牧村間坂(まさか)・佐久市馬坂(まさか)という集落に入る。すごい段々畑である。写真の中央で農家の方が種まきをしている。この畑を耕作するのは半端な苦労ではないだろうと思う。頭が下がる。

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勧能から3.3キロほど走ると長野県佐久市に入る。上州と信州の境界というと峠を想像しがちだが、この群馬・長野県道93号(下仁田臼田)線は、谷の中で群馬・長野両県の県境となる。

県境を過ぎてしばらく進むと狭岩峡(せばいわきょう)に到着。この写真の左側は切り立った岩である。

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勧能から坂を上り続けること4.8キロで「広川原の洞穴群」に到着。せっかくだから見て行こうと横道に入るが、SPD-SLなどでは到底不可能ということがわかったので諦めるが、少し歩いて登って禅昌寺の山門をパチリ。由緒等は調べていないが歴史を感じさせる。ここでUターン。

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本線に復帰。秋を感じさせる空である。

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林道広川原線の分岐である。カーブミラーには当方が写っている。長野県道93号線はトンネルの銘板から以前は「林道廣川原線」であったことが分かったが、時代が移ってそれとは関係なく、新たな林道広川原線(未舗装の多分ピストン)が開設されたのだと思う。

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ウリウリと上り続ける。これは、ある意味感動である。スイッチバックか? 走ってみると道路が盛土で作られているのが分かる。写真では分かりづらいが、右左右左と上っている。

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田口峠に到着である。勧能から11.8キロ、上り579m、所要時間1時間25分23秒、到着時の気温27度であった。ちなみに県境を越えてからはカーブ毎に番号が振ってあり、93番が峠手前の最終番号である。頂上より少し手前の方が眺めは良い。

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一気に下る。「カラマツ林 ⇒ 高原 ⇒ 長野」というイメージ通りで気分が良い。コバルト色の湖面の雨川砂防ダムを左に見る。カヌーをやっていた。

畑作地帯に出る。リンゴが沢山実っていた。足を回さなくても進む。楽ちんである。

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長野県道2号(川上佐久)線を南進する。39T×19Tでケイデンス85程度で走る。八ヶ岳が近づいてきた。振り返れば浅間山も見える。

稲穂の手前にコスモスがあって、田んぼと集落の間を小海線(八ヶ岳高原線)が走ってくれれば言うことはないのだが、線路はあるものの、ちょっと待たないと無理。

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国道299号線に出て、ループ橋をわたって右折。十石峠方面に走り始める。暑い。集落が見えてきたので、集落の中に入って抜井川沿いの旧道を走る。気分が良い。

川には釣り人が大勢いる。話を聞いてみると、山女と岩魚を釣っているのだそうであるが、今日が放流日とのことで納得。

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新しい道を上る。さすがに39T×25Tまで落ちてケイデンスも60台。暑い。メゲル。この道は下ったことしかないので・・・暑さが身にしみる。

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古谷(こや)ダムに到着。

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ここを左折して林道大上線に入る。「熊生息地域」を意味する看板がある。鈴をつける。この位置に鈴をつけると良く鳴る。ボトルを忘れたのが良かったのだろうか。

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道端に花が咲いていたのでパチリ。園芸品種なんてことはないよね? フシグロセンノウという花だろうか。

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林道田口十石峠線(明らかに通行不能)の分岐などを経て進む。県道2号線を走っているときに林道田口十石峠線の工事車両の案内標識があったがどういう路線なのか興味があるところである。

大上峠に到着。古谷ダム手前の橋のたもとから、2.4キロ、上り112m、所要時間26分24秒であった。熊鈴で大休止になってしまった。

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群馬県側に下る。こちらも管理者は違うが林道大上線である。岩峰や絶壁が木々の間から見えるが全般的に眺めは良くない。

「なんもく村自然公園」に到着である。水があったので頭からかぶる。冷たくて気持ちいい。

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お腹がすいたので、昼食にする。非常に眺めの良い食堂である。中央右に見えるのはタカノス岩。手前はコテージやバンガローである。

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食べたのは山菜ラーメン@500円。美味しくいただいた。

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下る。

ガッッ~ン。何の因果か・・・砂というか砂利というかにハンドルをとられて落車。かなりスピードが落ちていたのでラッキーではあった。スピードが落ちてるのに落ちるなってね。

しかし、この下り。グレーチングも恐るべしである。長野県や山梨県の横断側溝の仕様は好きなのだが・・・。

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熊倉に到着である。ここで林道大上線とも分かれて県道108号線に入る。すぐ側に熊倉不動滝という滝があるのだが、写真に撮りづらい。

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帰路に着く。299の上りは暑くてメゲタけど楽しい1日であった。

今日のルートはこちら。

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コメント

私も秋になったら、田口峠を越えて佐久に降り、コスモスを見ながらR254で内山峠を越えて戻って来るというプランを立てたところでした。
田口峠なんてあまり資料(特に新しい画像)がないところ、参考になりました。

気持ちよさそうなルートで、楽しそうです。
途中の趣あるお寺の山門や花、
あ、花はKacさんの推察どおりかと・・・
ただ、フシグロの意味は節の部分が黒褐色と書かれてありました。

やっぱり車をデポしての活動は余裕がありますよね。

>tomochanさん
田口峠からの下りに、もうコスモスが咲いてました。
ルートとして内山峠、十石峠、ぶどう峠等も考えたのですが、距離と塩之沢峠(トンネル?)の存在から大上峠にしました。

>モッチーさん
走っているといろいろ思うところもありますが、西上州が残っている・・・という感じでしょうか。民家も田口峠を越えると建て方が違って面白かったです。

今日、たまたま自宅(長野県東御市)出発で臼田→田口峠→大上峠→R299→県道2号→臼田と、この記事の”逆うち”をしてきたところで、ここを見つけました。

田口峠への上りは楽勝、熊倉へは「上りはしんどそうだな」と想像しながら下りました。次の大上峠への上りの大部分が勾配10%以上で、堪えました。私も自然公園の食堂でラーメンを食べました。

静かでいいコースと思います。また、道沿いの雨川、抜井川ともに清流で、鳥の声とせせらぎを独り占めして走りました。

>あずさ2号さん
コメントありがとうございます。確かに時計回りで行くと傾斜的に大上峠はつらそうですね。日影がありそうなのが、せめてもの救いでしょうか。当方は自然公園の食堂では眺めの良いベランダでラーメンを食べました。良い景色ですので、のんびりゆったり滞在してみたい場所ですね。
東御市にお住まいですか。海野宿を訪れたことがあります。湯の丸高原の林間学校なども有名ですね。

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