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2010年2月23日 (火)

中津川の沢

当方、渓流釣りや沢登りの経験はないに等しいが、中津川森林鉄道の時代ごとの始点・終点を特定するためには必要ということで、このブログには場違いな感じもするが中津川一帯の沢(川)について調べてみた。

埼玉県のHPにある「埼玉県共第1号第五種共同漁業権漁場」には、中津川の「漁場の区域(河川等名称)」として下流から20の沢(川)の名称が上がっている。その内、国土地理院の2.5万図で確認できるものには○印を、地図上で位置を推測できるものは△印を付してみた。また、国土地理院の地図に沢(川)の名称が記されていて「埼玉県共第1号第五種共同漁業権漁場」に記されていないものには×印を、その他の資料により確認できる沢には◎印を付けてみた。「(左)」「(右)」「(本)」は中津川の右岸か左岸か本流かを表している。

下流から、

○中津川(本) ⇒ △蛹沢(左) ⇒ ○芋平沢(左) ⇒ ○入波沢(左) ⇒ △中ノ沢(右) ⇒ ○井戸沢(右) ⇒ △小滑沢(右) ⇒ ○大滑沢(地獄沢)(右) ⇒ ○深沢(左) ⇒ ○オロ沢(左) ⇒ ×井戸沢(左) ⇒ ○相原沢(右) ⇒ ○石舟沢(左) ⇒ ×神流川(左) ⇒ ×ウズノ沢(左) ⇒ ◎小若沢(右) ⇒ ○大若沢(右)(上流に×金山沢・×長滑沢あり) ⇒ ○鎌倉沢(左) ⇒ ○ムジナ沢(左) ⇒ ×小品沢(右) ⇒ ○ガク沢(左) ⇒ ○大山沢(右) ⇒ ○信濃沢(左) ⇒ △大ガマタ沢(本) ⇒ ○金蔵沢(左)

となる。

下の写真は小若沢の根拠となるものである。

2010022301

ところで、ガク沢は、橋の親柱には「ガク沢」と表記されている。また、埼玉県森林科学館の資料によれば、信濃沢、大河俣(大ガマタ)、中の沢の、中津川森林鉄道関係の宿舎について、子ども達は中津川小学校及び小倉沢中学校(日窒鉱山?)に通学していたようである。そうだとすると、中学校への通学距離は片道15キロ程度になるが、中津川森林鉄道のトロッコに乗って通学していたのだろうか? ガク沢の「ガク」とは何を意味するのだろうか?

以上で、中津川森林鉄道の、時代ごとの始点・終点にかかる調査は終了である。本年の刊行が予定されている「大滝村史」を一日も早く読んでみたい気分である。

※ ということなのであるが、国土地理院の2.5万図では「金蔵沢」は中津川の支流の支流という扱いになっている。ここで「大ガマタ沢」は中津川の本流であるという前提のもとに、金蔵沢の表記が中津川の支流の支流ではなく、支流の位置に移動してくれれば・・・すべてが分かりやすくなるのであるが・・・。秩父市の観光ガイドマップなどではそのような表記になっている。
(追記)当方のカシミール3Dで国土地理院の5万図を確認したところ、金蔵沢は中津川の支流の位置に表示されていた。これでスッキリである。

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