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2009年10月12日 (月)

御荷鉾スーパー林道その1

今日は御荷鉾スーパー林道を走ってきた。一部ダートもあるようなので、パスハンターを愛車に積み込んで出発。御荷鉾スーパー林道は林道脇に設置された記念碑によれば、群馬県多野郡鬼石町を起点とし御荷鉾山、塩の沢峠を経て甘楽郡南牧村に至る延長67.1kmの林道である。開設主体は森林開発公団、工費は103億円である。

事前調査では、東から西に進んだ場合みかぼ森林公園の管理棟で通行止めとなることは把握できている。ということで、起点(藤岡市鬼石地域美原地区夜沢(よさ)地内の国道462号線との分岐地点)を出発することにする。

※ 2012(平成24)年5月5日現在、みかぼ森林公園の管理棟での通行止めは解除されています。以下同じ。

※ 2013(平成25)年5月25日現在、八倉峠附近の大崩落による通行止は迂回する新ルートの供用開始により解除されています。当方の解除後の八倉峠~杖植峠附近のMTBによる走行記事はこちらです。----------追記終了

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いきなりの急坂である。下の写真の栢ケ舞(かやかぶ)方面から来る林道との合流点までの1.4kmの平均勾配は9.5%である。と言ってもここでの登りは前半部分に集中しているので大変に結構な登りである(^^) ここを過ぎてしまえば、上り基調ではあるが、急な上り坂はあまりない。

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しばらく走ると美原トンネルに到着。本日の行程中唯一のトンネルである。銘板によれば竣工は昭和50年12月15日である。

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しばらく走ると林道茶堂線が左から合流してくる。法久峠地蔵尊がある。起点から6.7km、積算標高378m、平均勾配5.6%である。登山的に言えば、雨降山の南側からの登山口とでも言おうか。

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しばらく走ると「山火事御用心」のいわゆるホーロー看板があった。設置者は「群馬縣郷土緑化推進委員會」である。かなり古そうな感じである。「用心」ではなく「御用心」がいい。

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その後、東御荷鉾山の山腹を進み、投石峠を過ぎ、西御荷鉾山の山腹をしばらく進んだところに尾崎喜八の文学碑があった。この碑は国土地理院の2.5万図にも表示されている。「父不見御荷鉾も見えず神流川 星ばかりなる万場の泊り」と文頭に記してある。白樺派の作家のようであるが、山系の小説といえば新田次郎ばかりで、残念ながら尾崎喜八の作品(詩や随筆)を読んだ記憶がない。

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しばらく進むと、左(南)側に大きな駐車場のある西御荷鉾山への南側からの登山口に着いた。林道右(北)側には何やら色々とあるが詳しくは見なかった。西御荷鉾山を見ると「大」の字の上の部分が見える。この文字の詳細については調べていない。

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みかぼ高原自然村方面から上ってくる道(正確には群馬県道71号(高崎神流秩父)線。投石峠からこの分岐までの御荷鉾スーパー林道は、実は群馬県道71号線。)を左に見て、西御荷鉾山の西側からの登山口を通過し更に進む。国土地理院の2.5万図にも表示されている「御荷鉾林道開通記念碑 内閣総理大臣 中曽根康弘書」があった。主な内容は、冒頭に記載したとおりである。その昔、砂防会館のエレベーターの中でお見かけしたことがあるだけだが、揮毫された方の顔が浮かぶ。

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しばらく走ると、最初の頃と雰囲気が変ってくる。広葉樹が増え、いかにも熊が出てきそうな森になる。今日も、カウベルが鳴っている。

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塩沢峠に到着。標高は現地の道標によれば1,073mである。起点から19.7km、獲得標高886mである。コンビニオムスビを食べ、両神山などの景色を見ながら22分の大休憩。下の写真は道路案内板を写すために進行方向から振り返って写した写真である。

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更に西に進む。この区間の御荷鉾スーパー林道は群馬県道46号(富岡神流)線である。下の写真の分岐を左に進むとダートが始まり、みかぼ森林公園の管理棟、すなわち通行止めの箇所に至ることとなる。この場所の看板には、管理棟まで1.5kmと記してあるが、これはウソ。2.3km以上はある。100mほど進むと待望のダートである。ダートがなくてはパスハンターで来た甲斐がない。しかし、この区間は勾配がきつい。平均勾配11.5%である。

※ 2012(平成24)年5月5日現在、この場所の看板の距離は「管理棟まで2.3km」に訂正されています。

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下の写真のような感じで上っていく。この辺りで本日の最高心拍173を記録。

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展望台からの眺め。晴れていれば群馬県一望の絶景のはずである。

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ついに、みかぼ森林公園管理棟に到着。起点から23.3km、積算標高1,145m、所要時間3時間28分19秒、到着時の気温11度である。

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御荷鉾スーパー林道全面通行止の標識。

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帰路に着く。下りは寒い。Uターンして塩沢峠から群馬県道46号(富岡神流)線(一部は激坂)を下り、国道462号線にでる道筋を選ぶ。

途中塩沢ダムから下を見る。

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更に下ると、面白いものがあった。間知ブロックの水抜きパイプの集水パイプである。まっ、昔ながらのセメントを使わない石積みなら、こうはならないはずである。何とも言えない風情である。

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これで、御荷鉾スーパー林道その1は終了である。

その2は、当然に西から東に、通行止め箇所を目指して進むことになるが、現地の看板によれば12月10日から翌年4月20日は冬季通行止めのようなので、その2が書けるのはしばらく先(?)のようである。

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