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2009年10月24日 (土)

御荷鉾スーパー林道その2

今日は、本年2009(平成21)年10月12日に続いて御荷鉾スーパー林道に行って来た。目的は、みかぼ森林公園以西の御荷鉾スーパー林道を自転車で走り、白髪岩にある原三角測点を探訪することである。したがって、その1で予告したその2とは径路が異なる。

今回の探訪先は訪れる人が非常に少ない地域であること、熊との遭遇の危険性があること等から師匠に同行をお願いし、2人で出かけた。

朝飯を調達すべくコンビニに寄る。製品名とユルキャラのイラストの関係が、かなりブラックであるが美味しかった。

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そろそろ家を出てから30キロかという頃、ポラール本体を忘れて来たことに気付いた。心拍のセンサーは胸に装備しているのに・・・・・・諦めて進む。そのため、本日は走行距離やスピード、心拍数等のデータがと採れなかった。残念である。

国道462号線を進み神流町役場へ。道路元標を見つけるためである。辺りを探索して見つからなかったので即座に諦め、群馬県道71号(高崎神流秩父)線に入り、みかぼ高原荘を目指す。半端な勾配ではない。県道のみかぼ高原荘入口まで地図上で計測し計算すると、4.9km、標高差560m、平均勾配11.4%である。

みかぼ高原荘の日帰り入浴の時間を確認し、フロントにお話して車をデポさせていただき、出発する。いきなり強力な上りである。振り返ると紅葉が綺麗である。写真の建物はみかぼ高原荘の見晴風呂。

県道のみかぼ高原荘入口から御荷鉾スーパー林道までは、地図上で計測し計算すると、1.6km、標高差160m、平均勾配10.2%である。

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みかぼ高原荘からの約8.4kmを約1時間半かけて、みかぼ森林公園管理棟に到着。かなり、のんびりした道中である。みかぼ森林公園管理棟附近では、路側帯をイノシシが掘り返していた。イノシシの鼻?恐るべし・・・である。

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綺麗な紅葉である。惜しむらくは曇天であること。その後、管理人さんにお話をして出発する。

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順調に進む。赤久縄山北側の切通しである。この辺りは、北側の見晴らしが良さそうであるが、何も見えない・・・・・・orz

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しばらく進むと地滑り?の現場。赤久縄山西側の登山口附近である。師匠は水を得た魚のごとく楽しそうに走っている。さすがに太いタイヤのフルサスMTB。手掘りの溝等の障害物があると手で指示してくれる。走りやすい。感謝感謝である。

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みかぼ森林公園管理棟から約5.9kmを、約30分をかけて藤岡市と下仁田町の境界地点に到着。写真は下仁田町側から撮影したもの。

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いよいよ山歩きの開始である。スタート地点は下の写真の位置である。2枚下の写真の△地点である。なお、上と下の写真の撮影位置はほとんど変らず、撮影した方向が異なるのみである。

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これからの頼りは地図とシルバーコンパスである。地図は老眼用に約1万分の1に拡大、シルバーコンパスは拡大鏡の大きいタイプ1である。これで、メガネを掛けなくて済む。

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以下の山歩き部分に関しては、話を分かりやすくするために下の地図の符号を基準に話を進めさせていただく。なお、中央の赤線は磁北線である。

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この背景地図等データは、国土地理院の電子国土Webシステムから配信されたものである。

下の写真はA地点である。この辺りで師匠がやや遅れ気味。自転車に一緒に乗っているときの師匠の気持ちが分かったような気がした(^^;

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下の写真はB地点である。3本に分かれたシラカバの木が目印になる。3連の熊鈴は大音響?を発している。不安ではあるが多少は安心。

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下の写真はB地点とC地点の中間の鞍部である。ここでは北に進む明確な小径があるので注意が必要と思う。

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下の写真はD地点(1,499mのピーク)から南東方向に歩き出したところである。

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下の写真はF地点から南側を撮影したものである。大きな木がある。F地点へはD地点とE地点の中間点あたりから近道して到着した。多少倒木等はあるが、笹が少なく羊歯(シダ)があったが、歩きにくくはない。

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下の写真は◎地点北東側の小さな沢の手前である。ガスが出てきてしまった。ここまで来れば体力勝負である。後はヒーコラ登るだけ。

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どんピタリで到達。白髪岩の原三角測点である。明治15年からこの場所にある。今年で127年目である。すごいと思う。その当時、担ぎ上げた人もすごいし、測量した人もすごいし、原三角測点が残っていたこともすごい。

なお、山歩きのスタート地点からの所要時間は約30分であった。道迷いは一切なし。写真撮影をしながらのタイムであるが、一般的な歩行時間としては速い部類だと思う。

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下の写真は標石の北東面で「原三角測點」と刻まれている。発見当時と比べると、辺りが踏まれているのが良く分かる。

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ここまでの径路を総括すると、夏場は分からないが、視界をさえぎるヤブがないので非常に地形を把握しやすい。加えて大部分の場所で踏あとがあるので、それを辿っていけば歩きやすい。地図読みの経験がない初心者が一人で行くのは、熊との遭遇に加えて、道迷いという意味でかなり危険だと思う。

帰路に着く。帰りは地形と景色が頭に入ったので、スムーズに歩けた。下の写真は動物の歯の痕跡であろうか?

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山歩きスタート地点に戻って、西に向かって自転車を乗り出す。ガレた道を落ち葉が覆い、ガスも出て来て視界不良。熊が出ないかと・・・かなり不安。確実に廃道化が進んでおり、通行止めの看板の趣旨が良くわかる。当たり前だが、自転車やバイクの通行の痕跡もまったく感じられない。場所は日向山の北側(写真は振り返って撮影しているため斜面の傾斜が進行方向と逆になっている)。師匠の判断でUターン。残念ではあるが妥当な判断だと思う。

※2009(平成21)年11月10日追記:再訪の結果、下の写真の場所は日向山より、はるかに東であることが分かった。地図上ではここである。

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帰路、杖植峠方面へちょっと寄り道。トロッコ鉄道のレールの土留め杭を発見。う~む・・・と思う。

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山歩きスタート地点(藤岡市と下仁田町の境界)に戻ってきた。笹の中に標識を発見。標高1,430mで、御荷鉾スーパー林道の最高地点という意味であろうか。

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びゅんびゅん走る。ダート路の最後の方で、東・西御荷鉾山とオドケ山、すなわち御荷鉾三山が良く見える。

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県道71号線に入って旧ゴルフ場が見えた。何とも言えない景色である。

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みかぼ高原荘に辿り着く。当初の予定通り展望風呂に入る。身体が冷えてしまったこともあって助かる。温泉ではないし、こじんまりとした風呂だが紅葉が見えて気持ちが良い。良く温まった。入浴料は400円。タオルは200円である。

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帰路に着く。熊鈴とお守りの効果は絶大であった。

今回の行程の立案に当たっては、天野若男氏のHPを参考にさせていただいた。感謝を申し上げたい。

また、マニアック?とも言うべき行程に付き合わせ、熊への恐怖を共有し、加えて、数々のアドバイスをいただき、はたまた写真を撮影してくれた師匠に感謝を申し上げたい。

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