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2008年10月 5日 (日)

鋸山林道

この2日間、天気予報は、そして実際の天気も昨日の土曜日の方が良かった。昨日は外出など様々の用事があって自転車には乗れず。

昨日の段階では、今日は「今にも降り出しそうな曇天」を想定しており、加えて昨晩は飲み会だったので早起きはせず。しかし、朝起きて空を見ると思ったより良い感じであったので出発。前から、奥多摩の多摩川右岸の山々を越える複数の林道などを探訪したいと考えていたので、下流側から始めていくことにした。

飯能市街に出て、クリーンセンター坂を登る。岩蔵街道経由で青梅市へ。多摩川を渡ろうとすると大きなマンションが目に入る。記憶にまったくない建物なので、かなりビックリ。交差点を過ぎ、二ツ塚峠を目指して登り始める。この峠は、東京大学OLKのOMAP(オーマップ)の名称であったと記憶しているが、奇妙な送電線を左手に見ながらたんたんと登っていく。意外と簡単に峠に到着。標識も何もなく拍子抜け。なお、峠を通り過ぎた交差点の名称は「二ツ塚峠」であった。

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二ツ塚峠を下って、なぜか非常に大きい感じを受ける武蔵五日市駅を右に見て進み、711あきる野戸倉店で小休止。ロードバイクの方が10人近くもいる。いつもこんな感じなのだろうか。その後、檜原村役場近くのT字路を目指す。ここを右折して北秋川沿いに進む。

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しばらく進むと鋸山林道の登り口である「神戸岩入口」に到着。ここを右折するのであるが、写真を撮っていると、先ほどのコンビニでお見かけした多くのローディーの方々が直進して行った。ということは、この先にも何か目標とするものがあるのであろう。

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ところで、鋸山林道を前回登ったのは、27年前の1981(昭和56)年3月8日の日曜日である。午後1時50分に上の写真の場所を出発し、ダートの道を登っていった記録がある。大ダワまでのタイムは約1時間であった。閑話休題。ウリウリと登って神戸岩(かのといわ)に到着。東京都教育委員会が設置した案内板によると、この岩はジュラ紀のものだとか。恐竜時代の岩か・・・と思う。そう考えると右の岩が何となく恐竜に見えてくる。

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道は右手の岩をくぐるように掘られている神戸隧道に入っていく。出入口附近を除き岩が露出しており、また途中で左カーブ、加えて暗い、上り坂の隧道である。この隧道のために今日は大きなライトを持ってきたのである。写真は良く撮れなかったがこんな感じ(右上が側面、左下が路面)。念のため押して通過したが、長さはそれ程ではない。

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隧道を抜け、少し走ると鋸山林道の案内板がある。東京都森林事務所や警視庁の設置した土砂崩れの発生を知らせる立て看板等があった。

しばらくは沢沿いを直登一気である。右手に阿伽井澤神社(小さな社)と標石が見えきた。

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このあたりには、小石、水、枯葉、コケ等があるが思ったより走りやすい。とはいえロードバイクで爽快に走れる道では決してない。横断側溝のアングルが路面に突き出している場所は1か所のみ確認。下の写真は、阿伽井澤神社脇から撮影した直線的な登りの終盤部分である。

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ウネウネと登り始める。時代を感じさせる石積みが見事である。近くの沢にかかる橋には昭和38年3月竣工と刻んであった。

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辺りの様子からクマが出るのではないかと心配しながら進む。今日に限って熊鈴を忘れてきた。失敗である。途中、お会いした方からは、クマに関する情報をいただいたが、私自らが確認した情報ではないのでここには記さないことにする。
大ダワに到着。標高994m。到着時の気温は18度であった。大ダワは鋸山西側の鞍部である。神戸岩入口から8.4キロ、獲得標高646m、平均勾配7.7%、タイム1時間13分34秒であった。写真の大ダワの標柱には「日本山岳耐久レース」と記してある。

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また、すぐそこに迫ったレースのための真新しい道標もあった。

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さて、大ダワから奥多摩側に下りたいところであるが、道路の中央に置いてあるウマに通行止の表示があったのでUターンすることにした。パンクとクマに気を付けながら下る。車やトレイルバイクは、加えてロードバイクも非常に少ないので、カーブミラーを見るにしてもクマがいるかいないかを見ている状態である。先ほどお会いした方の話が頭をよぎる。先ほどの話は、当方にはかなりの心理的な影響があった。

神戸岩入口まで下り右折。7キロ先の藤原を目指す。ブログを読んだかすかな記憶では激坂林道があって風張峠に出られたような気がしたので向かってみることにした。途中大規模な工事現場が見えた。この法面保護工事は大変だろうなぁと思いながら見上げた。

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藤原に到着。案内マップがあったので確認する。風張峠に行けそうな気がして来たので、進路を左に取る。でも不安である。700m程進んだところで郵便局の車が来たので聞いてみた。答はNGとのこと。要精査ではあるが、引き返すことにした。もしかすると、時間があって、かつ登りきる自信があれば、他の方にルートを聞いていたかもしれない・・・ (^^;

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下っていく。十里木の手前の「山びこ」というお店で、お腹が空いたのでうどんを食べることにした。肉うどん@700円である。うどんの麺はスーパー普通ではあるが、味は非常においしかった。初めて見たのだが、店内には走行路?の記された地図がデザインされた日本山岳耐久レースのカレンダーが貼ってあり、お店の方も、時間的に客が少なかったせいか、ローディーが良く寄るからなのか当方に話しかけて来てくれたり、水をポットで持ってきてくれたりと良い感じであった。

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お店を出ると雨が降り出した。来た道を戻って行く。小雨の二ツ塚峠を越え、青梅市街に入っていく。旧青梅街道から成木街道の作戦である。

が、勝沼のT字路を過ぎて青梅線の踏切を渡るところで・・・やってしまった。

落車である。踏切の向こう側の信号が赤なので踏切の手前も信号待ちの車が続いていた。道幅も広く、左側があいていたので、踏切手前で一旦停止して左右を確認し、走り出したらいきなり落車である。

何がどうなったのか分からなかった。柔道の受身みたいな形で背中から落ちた。息ができない感じで、立ち上がるのに時間がかかったが大した時間ではない。が、電車が来なかったのが不幸中の幸いである。

冷静に考えてみると、道路に対して線路は斜めであり、挙句にスタンディングで力が加わり不安定であったので、林道下りの斜めの横断側溝で落車するのと同じ要領で、線路でタイヤが滑って落車したものと思う。自転車はともかくも、今回は痛い目にあった。膝には痣ができてるし、右手は擦り傷で出血するしで惨々?である。

雨の二ツ塚峠は上り坂も下り坂も無事に通過し、政治家の演説ではないが、青梅線の踏切に『まさか』があったとは・・・・・・。

その後は、コンビニで休憩し気持ちを落ち着かせ、ゆるゆると自走で帰って来た。

2~3日すれば直りそうだが、今も、あちこち痛い。それにしても、車と電車にひかれなくて良かった。加えてヘルメット様々である。

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コメント

先日ハセツネの練習でオオダワに行こうとしましたが、がけ崩れでした。オオダワに自転車で行ったということは、道が開通したということですね。

情報ありがとうございます

当方が走ったのは「檜原村側~大ダワ間」のみで、「奥多摩町側~大ダワ間」は土砂崩れによる通行止でしたので走れませんでした。
大ダワで土砂崩れの現場を見てきた方に現場の写真を見せていただきましたが、山側が大きく崩落して土砂が完全に道をふさいでおり、素人目にも1日や2日で復旧できる状態ではないと思いました。
まあ、道路管理者が「土砂崩れにより通り抜けできない」と予告し、加えて現地で明確に通行止と看板表示していますし、また、誰が写真を見ても、きっと現場に立ち入らない方が良いと判断するような状況ですし・・・という訳で、大ダワで檜原村側にUターンしてきました。
トレランですけど、自転車で走った日も、ハイドレを背負った方を五日市の駅近くから始まって、結構お見かけしました。S山さんもケガのないようにハセツネ頑張ってください。

土砂崩れの情報は耳に入っていましたが、やはり復旧には時間が掛かりそうですね。
それにしても、落車ご愁傷様です。
あそこの踏切は私も毎回気を遣っていますが、自転車にはキケンだと思います。

>きーじぇいさん
落車見舞いのコメントをいただき恐縮です(^^;
翌日から深呼吸すると胸(肋骨?)が痛く、整形外科でレントゲンを撮る始末。結果は軽症です。でも、今回は懲りましたので「のぼり坂」の他に「ま坂」のリストも頭の中にインプットしておきたいと思っております。

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