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2008年9月10日 (水)

秋晴れの大弛峠

午前4時半起床。前日が飲み会だったので何の準備もできていない。そそくさと準備開始。愛車に愛車を積み込んで出発。国道299号線を走り秩父に出て、国道140号線で山梨市の「道の駅まきおか」を目指すルートを取る。朝は道が空いている。快調に走れる。荒川、大滝と過ぎて滝沢ダムへ。ループ道路(ダム手前に見える2本の橋)は走ったことがあるのだが、ダムの全容を見るのは初めてである。

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雁坂トンネルに差し掛かる。きれいな道である。

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トンネルを抜けると、道路に設置してある温度計は9度を表示している。確かに、寒さを感じる。710円の通行料金を支払い、「道の駅みとみ」へ。この道の駅には思い出がある。2000(平成12)年の夏に、国道140号線を使って、3日間で甲府市との間を2往復したのであるが、その時に休んだ場所なのである。懐かしい。

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「道の駅みとみ」を後にして、目的地である「道の駅まきおか」に到着。何やら松本市の開智学校縮小版のような建物が建っている。室伏学校である。案内板によれば、平成14年度に明治8年建築の建物を、この場所まで460m移築したとのことである。

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車を駐車場に停めて準備開始。向かいのコンビニに買出しに行く。食べ物・飲み物を買い込み朝食とし、運転に疲れたので、しばらくまったりとする。

8時42分「道の駅まきおか」出発。いろいろなブログから室伏トンネルをくぐってはいけないとの情報を得ているので、旧道を進む。一つ目の信号を右折。いきなりの急坂の始まりである。当然にファイナルローでゆったりと登る。しばらく進むと信号機のある交差点に出る。案内標識があり、「大弛は右折せよ」の内容が書かれている。右折。またまた急坂である。心拍は軽く150超である。写真のような感じの坂は杣口浄水場のあたりまで続く。最初の右折した信号からの直登急坂区間は約5キロ、平均勾配8.0%である。

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杣口浄水場を過ぎ、琴川を渡ると道がウネウネし始め山道(旧杣口林道・起点は琴川渡河地点)となる。琴川ダムを過ぎると柳平(旧杣口林道終点・現山梨県道214号(柳平塩山)線起点)に到着する。高原の気分である。27年前は焼山峠側からきたのであるが、この雰囲気は見覚えがある。ここまでで15.1キロ、登りは949mである。

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しばらく進むと樹林地帯に入る。樹木の立ち姿といい、密度といい、スウェーデンみたいな感じである。

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またまたしばらく進み、六本楢に到着。材木の積み込みをしていた。右に分岐している道は鶏冠山(西)林道で、通年通行止との案内板があった。

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この辺りは、林道の本来の用途での使用頻度が高いのか、道がかなり荒れている。横断側溝などは、写真のようにアングルの鉄板が路上に突き出した箇所もあり、ロードバイクで突撃したことを想像すると、そら恐ろしい。念のために補足すると、もともと、林道は一般の通行を目的に管理している道路ではないし、加えて悪いのは限られた部分(2キロぐらい?)のみである。トータルで考えれば、この林道に関しては、グリーンラインよりキレイである。

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この川上牧丘林道には、1キロごとに「大弛峠まで何km」の標識がある(今日、実際に走った部分以外は不詳)。柳平を過ぎたとろこにある冬季閉鎖ゲートの残り14キロから確認したが、残り12キロから8キロぐらいまでは、ほぼ平坦と言ってよい緩やかな登りである。ゆるゆると登っていると、金峰山の五丈岩が間近に見えてきた。ここまで来ると奥秩父が実感できる。

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残り5キロの標識である。思わず立ち止まってしまった。結構、走るのがツラクなって来ている。

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大弛峠が見えてきた。あと少しである。

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大弛峠に到着。柳平から15.0キロ、登りは823mであった。「道の駅まきおか」からだと、若干の寄り道を含んで30.1キロ、登り1,772mである。このデータはポラールのもので、国土地理院の2.5万図から読み取ると、登りは1,800m以上となる。峠の直前で女子大生MTBに抜かれそうになったがダッシュ。かろうじて抜かれずに済んだ。しかし、休みやすみ、ゆっくりと登ったものである。所要時間は、4時間6分10秒であった。
大弛小屋でカップラーメンを食べようと登っていたのだが、あいにく不在の様子で、残念であった。しかし、大弛峠にはかなりの数の車が駐車しており、中高年の登山者が大勢いた。ちょっとビックリである。

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来た道を下って、琴川ダムに寄ってみる。竣工碑には平成20年3月竣工と記してあった。

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ダムの天端から柳平方面を見ると、こんな感じ。中央の坂道を登っていくのである。

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ダムから少し下ったところに水場があった。巨大な樹木はトチノキである。

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杣口浄水場を過ぎたあたりから甲府盆地を見る。あたりにはブドウとリンゴが丹精されていた。

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「道の駅まきおか」に戻り、市営「花かげの湯」で入浴。市外在住者高校生以上3時間まで500円、タオル200円である。

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しかし、山に行くときは天気の良い日に行きたいものである。ちょっと、時間を作るのに無理をしたが、それだけの価値は十分にあった感じである。本当に気持ちよく、そして楽しかった。それにしても延々30キロ続く登りは長い。下りは琴川ダムから柳平に向けてのホンの数百メートルである。そして、私にとっては大弛峠の標高2,360mは、富士山5合目(スバルライン)を上回りロードバイクで到達した最高地点の記録である。加えて、峠を目指して登り続けた最長距離であると思う。

※通行止情報
現地に設置されていた看板によれば、川上牧丘林道の小楢山西側(塩平~焼山峠)のほどんど全部?は平成20年9月8日から通行止である。通行止期間は、冬季閉鎖期間と連続している。したがって、現地の看板情報を総合すると、今年度は走れないことになる。今日は、27年前に走った道を走ろうと思ったのだが、現地の看板で通行止を知り残念であった。

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コメント

お久しぶりです。
大弛峠も秋晴れの空もきれいですねヽ(´▽`)/
いつか行きたいです~

良い天気でしたね
お互い同じような事やってるんでビックリ

>mineさん
確かに青空がキレイでした。
ヘタな写真も、いつもよりはマシな感じもします。

>3kさん
夏気分の最終チャレンジ?です。
暫定ブログ拝見させていただきました。
毎度、毎度、何やらスゴいことしてますね。
正丸トンネル・・・車で通りましたけど・・・

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