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2008年4月 9日 (水)

川幅日本一

日曜日(4月6日)の桜探訪で荒川右岸の自転車道を走った。その時、自転車道が県道27号線(東松山鴻巣線)と交差する地点(御成橋のたもと?)で「川幅日本一の標(しるべ)」を見てきた。先月26日に除幕式があったようである。

2008040901

川幅日本一(堤防と堤防の間の距離が2,537メートル)というのは以前から聞いたことがあったが、空からでも見ない限り実感は湧かない。そこで、埼玉県や国土交通省荒川上流河川事務所のHPなどを見てみた。いろいろと勉強になる。

つまるところ、川幅日本一は荒川の洪水と治水の結果(歴史)ということなのだと思う。

荒川は全長173キロで、サイクリングでお世話になるのは主に堤防である。川の下流に向かって右岸堤防、左岸堤防と呼び、堤防の内側(川が流れている側)を堤外地(ていがいち)、堤防の外側を堤内地(ていないち)というとのことである。川を基準に考えると逆のような気がするが、そのように呼ぶらしい。

堤防には機能によって色々な種類があって、例とすれば、御成橋に向かって吉見町側から伸びている堤防は横堤(よこてい)、新上江橋の中程から荒サイに降りた先の堤防が荒川と入間川の間にある瀬割堤(せわりてい)、彩湖の脇が囲繞堤(いにょうてい)なのだそうである。

洪水の歴史とすると、長瀞では(現在の河床から?)水位24メートルまで達したことがあるとかで寛保洪水位磨崖標というのがあるらしい。今度、見に行ってみようかと思う。
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※2008年(平成20年)4月10日追記 「水位24メートル」との数値については、旧建設省関東地方整備局等が企画した『荒川水紀行~夢 翔る173km~』で紹介されているものである。国土交通省河川局のHPには、『荒川水系河川整備基本方針 基本高水等に関する資料』が掲載されており、その中では、洪水時(寛保2年 1742年)の水位を荒川工事基準面129メートルとし、又その当時の河床を同じく109.5メートルと推定しており、その差から水位は19.5メートルであったことになる。
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何気に堤防の上を自転車で走っていたが、先人の労苦の上に堤防があるという感じを強く持った。

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